第4話 建造・訓練・時々罵声
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夕立の主砲が映し出される。
「夕立は機関を停止して投錨、残りは演習を続行だ」
《旗艦了解、演習を続行します》
「夕立はムラが多いな……その分有望でもあるけど」
モニターでは残った駆逐隊がル級を包囲殲滅しようと散開を始めた。
雷撃を得意とする不知火を挟んで曙、野分が砲撃を加えている。
「んふふ」
「な、ちょ、三笠…さん??」
不意に三笠が抱きついて来る。
「久々に二人っきりなんだし、もっとお姉さんに甘えて欲しいな〜、って」
「もうそんな歳じゃない事くらいわかるでしょうに??」
「いいじゃない、お姉さんが、な・ん・で・も・してアゲルから?」
「いやいや不味いから??
ちょ、ズボンに手を突っ込まないでよ??」
「んふふ〜、この固いのなぁ〜に〜?」
「だから、ちょ、まっ……アーーッ??」
《ちょっと無線でなにやってんのよクソ提督ッ??》
《あ、う…ふええ……》
久々にどっと疲れた俺が、自室のベッドで気絶していたのを野分に救ってもらったのは、この数時間後であった。
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