2巻
電車内での会話×到着してからデート
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ショップの前を通ってから入る俺。慣れているとはいえ、ここには知り合いの店ばかりだからなのか。目的の服も買った事だし、そろそろ他の所へ行こうとするとウザい店員が来た。
「どうも〜、何かお探しですかぁ?急に声掛けちゃってスミマセン〜。こっちを見たのでとりあえず声をかけさせて・・・・」
「どうもすいませんお客様。この人、最近入ったばかりでして、貴方様の顔を知らないのですよ」
「別に構わんよ、だが目的のも買えたから今日はこのまま立ち去るよ。他のお客に迷惑掛かるのは、俺的には嫌だからね。また今度寄らせてもらうわ〜」
「本当にすいませんでした、また来てくれると助かります。・・・・こら!何で織斑様に変に声を掛けたのよ!あの御方の顔を知らないの?蒼い翼関連の者なんだから!」
「す、すみません店長。まさかあの人があの御方だとは知らなかったので・・・・」
と俺達が立ち去った後に怒られた店員と店長だったが、俺達は屋上に向かってから少し休憩をした。買い物したブツは、全て空間に入れといたから問題なし。それよりそこに隠れている深雪達をそろそろ登場させた方が良さそうだな。飲み物を買って、柚希に渡してから一息入れた。
「そこにいる深雪達、隠れてないで出て来なさい。追尾やら尾行しているのは、とっくにバレているんだからな」
「え?深雪や成瀬さん達がいるの・・・・全然気付かなかった」
俺らのデート中に楽しんでる所を見ていた澪は、先日の公園で見た柚希の実力を見せたのかデートをぶっ壊そうと何度もいらぬ邪魔をしようと出て行く所だったが、何度も深雪らが押さえていたのでとても良かった。
俺が選んで試着した服は、見事に似合っていたが値段見た柚希は買わない素振りをしてたので買ってあげた。最初は柚希本人は買わなくていいと言ったが、デートするのに一々値段を気にしない俺とカードを見たら固まった柚希だった。普通持てないはずのクレジットカードを持っていたのと、カードの色で驚いていた。
「すみませんお兄様。デートのお邪魔はさせたくなかったのですが、澪と万理亜が尾行したいと言うもんですから」
「アンタ達、もしかして電車乗っていた時のアレは一真の仕業?」
「・・・・何の事?成瀬さん」
「知らんな、俺は何も関わっていない。澪の美貌に惹かれたんじゃないのか、それと万理亜もアイス食うか?」
「食べますけど、深雪さんと澪様の分も買ってきます」
そう言ってお金を渡したら、万理亜は三人分のアイスを買いに行ったのだった。それと澪が痴漢に遭った事については、俺の策通りとなり餌役である痴漢し甲斐がある身体も火照っていたのでアイスで冷やす澪だった。
俺と深雪らの策に見事だった事に関してだったが、深雪と澪に柚希が比べても勝者は必然と分かってしまう
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