暁の天狼島
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・」
「ゾルディオではありませんぞ!!」
カプリコーンはハデスに瞬く間に連打を入れていく。
「私はルーシィ様の星霊、カプリコーン!!」
カプリコーンはハデスの顔にエルボーを決める。ハデスはそれにより目を閉じてしまい、次の攻撃に気付くのが遅れた。
「見よう見まね!!天竜の翼撃!!」
「うわあああああ!!」
ハデスはウェンディの攻撃を受け床を転がっていく。
「うおおおおっ!!」
その上からグレイさんが両手に氷の剣を持ち、
「氷魔剣!!」
「ぐはぁっ!!」
ハデスを十字に斬った。
「換装!!」
続いてエルザさんが天輪の鎧へと換装する。
「天輪・・・五芒星の剣《ベンタグラムソード》!!」
エルザさんは空に輝く星のようにハデスを斬りつけた。
「新・滅竜奥義!!」
「!!」
俺が両手で水の球体を作る。
「蛟竜水嵐舞!!」
「がはあああっ!!」
その球体をハデスに向かって投じ、ハデスはその水の中で打ち付けられ外へと放り出される。
カミューニさんの蛟竜得水と俺の水中海嵐舞を合わせた滅竜奥義だ!!
「があああああっ!!」
そしてナツさんが雷と炎を腕に集め、ハデスへと飛ぶ。
「悪魔の法律!!」
ハデスは両手の中心に魔力を集めるが、
「滅竜奥義!!改!!」
(ま・・・間に合わん!!)
ハデスのそれよりもナツさんの方が早かった。
「紅蓮爆雷刃!!」
「うわああああああああ!!」
ナツさんの滅竜奥義を受けたハデスは大きく飛ばされ、白目を向いて床に倒れていた。
それと同時に、地平線から太陽が昇ってくる。俺たちの勝利を祝うように。
「・・・・・」
ナツさんは意識を失っているハデスを見つめ、魔力の消耗が激しかったのか、倒れそうになる。
「じっちゃん・・・奴等に見せてやったぞ・・・全身全霊をかけた・・・ギルドの力を・・・」
そしてナツさんは両手を高々と上げて勝鬨をあげる。
「ウオオオオオオオオオオオオオオオ!!これが俺たちのギルドたぁぁぁぁぁ!!」
今ここに悪魔との戦いは終結した。俺たちは勝利を喜びをみんなで分かち合っていた。
「終わったな」
「ああ」
エルザさんは鎧をいつもの物へと戻している。
「私たち、勝ったんですね!!」
「やったなウェンディ!!」
「うん!!」
俺とウェンディは手を上げてハイタッチをする。
「はい、マフラー」
「ありがとな」
ルーシィさんはマフラーをナツさんに手渡す。ナツさんはそれを笑顔で受け取っている。俺たちはそんな何気ない光景を見て笑っていた。すると、突然ハッピーたちの悲
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