屋上での会話
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人だけど、ウィザードの才能は高くて、聖杯戦争の優勝候補の一角だったのよ? だから私はてっきり貴方のサーヴァントの宝具が強力で、それ頼みで倒したんだとばかり……。でも……そっか、ちょっと見直したわ。青野君」
「遠坂……?」
「「………」」
凛は驚いた後で相手の力量を認める笑みを北斗に向けるのだが、僕とアヴェンジャーはこの時の二人を直視することができなかった。
言えない……。実は宝具頼みで対戦相手を倒したのは僕達だったなんて、とても言えない……。
一回戦のサーヴァントは正体が天使でそれしか勝つ方法がなかったんだけど、ここでそれを言ったら、色んな意味で負けなような気がする。
この話題が僕達にふられない内に何とか別の話題にしなければと僕が考えていると……。
「そこの雑種共。一体誰の許しを得て我の特等席でさえずっておるか?」
頭上からひどく高圧的な声が降ってきた。
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