前線復帰
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するとライトグリーンの光を纏う。このスキルは両手剣唯一の逆手スキル、《イラトゥス・エスト・ドラコ》。横一線の一撃だが、衝撃のおまけが付いている。
「吹っ飛べ!!」
そして横一線に振るわれた両手剣は、武器を吹き飛ばしながら振りきる。そして浮き上がった瞬間、足に力を入れてAシュヴァラに向けて跳躍する。そして、Aシュヴァラの体に掴まり両手剣で滅多斬りにする。
「きょーーーーー!!」
それを払いのけるかのように体を振られるが、伊達に筋力値だけに振ってなく握ったものを離さず斬りまくる。そして、いい加減にしろと言わんばかりに武器をゲツガに向けて攻撃してくるが、跳躍して離れる。そして、ゲツガだけに気を取られていたAシュヴァラはヒースクリフのスキルをもろに食らった。
「きょーーーー!!」
「ナイスだ!ヒースクリフ!!」
「ゲツガ君こそ!!」
そう叫んでもう一度攻撃に入る。しかし、灯篭から火炎が撒き散らされる。
「うわっと!!」
反射的に、跳躍して避けるが炎のほうが早く、足を飲み込んでいた。
「ガッ!!」
尋常じゃないほどの熱さと痛みが足を襲う。あれ以来、あの声の通り、ペインアブソーバが働いてなく、攻撃されたら痛みが緩和などされずそのまま体に来るようになっていた。痛みを堪えながら天井まで到達すると、天井を思いっきり蹴って弾丸のように突っ込む。そしてその弾丸を阻止しようと、武器を振ってくるが両手剣で破壊していく。その間にもヒースクリフがダメージを与えていたらしく、AシュヴァラのHPは赤ゲージの半分まで行っていた。
「うぉおおおおおおお!!!」
攻撃を掠りながらも吼えながら武器を破壊していき、そしてAシュヴァラの額まで辿り着く。そのまま、剣を突きつけて頭を貫通する。
「きょーーーー!!」
その攻撃は、AシュヴァラのHPを余すことなく食らいつくしていった。叫びとともに、Aシュヴァラの体は割れて、ポリゴン片となった。そして、クリアの文字が現れる。こうして、五十層攻略は完了した。
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