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遊戯王GX 〜漆黒の竜使い〜
episode6 ーToon Worldー
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ープン!『ガード・ブロック』を発動!ダメージを0にして、一枚ドローします。」

魔弾は障壁へと阻まれ、レンカは事なきを得る。
そして、残念デースなどとペガサス氏は言っているがおそらく防がれるのは折り込み済みなのだろう。

「防がれてしまいましたか。しかし、デュエルは始まったばかりデース。ゆっくり楽しみましょう。ワタシはカードを一枚伏せ、ターンエンドデース。」

ゆっくり楽しみましょうなどとペガサス氏は言うがレンカにとってはそんな余裕はない。早くトゥーンモンスターを除去しなければ、直接炙られて早くもゲームエンドとなりかねない。

このターンで、まずはブラマジを倒すと意気込み、デッキトップへと指をかける。

「……ドロー!『伝説の黒石』を召喚します。そして、黒石のエフェクト発動!自身を墓地に送り、デッキから『真紅眼の黒炎竜』を特殊召喚、します!」

黒い閃光が迸り、現れたのは体躯に炎を纏うドラゴン。
もし、ペガサス操るトゥーンの演出のベクトルが可愛いに向いているのなら、レンカのドラゴン達はカッコいいだろうと自分で思う。

「レッドアイズがフィールドに二体ですか……。なかなか見かける事ができる光景ではありませんね。」
「そうですか?レンカさんなら、こんなの朝飯前ですよ〜?」

何故か、自分の事のように自慢気語る楓は無視しつつ、デュエルを進める。

「バトル、です!レッドアイズでブラマジに攻撃!黒・炎・弾!」
「『トゥーン・キンクダム』の効果により、デッキトップを除外して、トゥーンモンスターの破壊を無効にシマース。」

グニャリと体を歪め、火炎弾を避けるとケラケラとバカにするように笑い声を上げるニセ・ブラック・マジシャン・ガール。

「くっ、黒炎竜でブラマジを攻撃!」
「無駄デース。『トゥーン・キンクダム』の効果で破壊を無効デース。」

再び攻撃を放つも躱される。だが、ダメージは流石に無効にされず、計800のダメージを与えた。
もっとも必要経費なのだと言わんばかりに涼しい顔をするペガサス氏。その余裕な態度に対し、レンカは甚だ疑問に思う。

「私はこれでターンエンドです。」
「では、ワタシのターン、ドロー。まずはさっきのお返しデース!魔法カード『シャドー・トゥーン』を発動シマース。相手モンスターを対象にし、そのモンスターの攻撃力分のダメージを与えマース。なので、ワタシは『真紅眼の黒竜』を選択して、その攻撃力分、2400のダメージを貴方に与えマース!」
「やっ!リバースカードオープン『ダメージ・ダイエット』発動!このターンに受けるダメージを全て半分にします!」

レンカのレッドアイズから抜け出た影が襲いかかってくるが、なんとかして耐える。だが、相手は容赦無く直接攻撃をしてくる状況で1200ポイントも
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