マブラヴ
1021話
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げていた。
ちなみに食事に関しては超包子で食べたのだが、皆が皆美味さのあまり声を上げていた。中にはトレビアンとか言ってる奴もいたが、お前等はオーストラリア人だろうと。
それ以外にも、ワイバーンを見せたついでにホワイトスター内で行われている牧場を見せたり、交流区画に案内したり、格納庫でシャドウミラーの保有する兵器の類を見せたりもした。
そんなこんなで半日はあっという間に過ぎ、オーストラリアの首脳一行はお土産として超包子の持ち帰り用点心冷凍セットに、頬を緩めながら帰って行った。
オーストラリア、日本と人を呼んだんだから、次辺りはアメリカやイギリス、中東連合、アフリカ連合といった国々も呼ばないと駄目だろうな。……いや、いっその事国連という名目で残り全部の国を呼んだ方が早いか? ……けど、それだと妙な動きをする奴が絶対に出てくるのは間違いない。
しかもそれが見つかればあっさりとトカゲの尻尾切りをするだろうし。
なら、妙な真似をした国に対しては制裁を? けど、そうすると仲の悪い国の仕業に見せかけるような奴も出てくるか。
大きな国は個別に、それ以外は纏めてって感じでいいか。
「まずは俺の家に行くぞ。そこでレモン達が歓迎会の準備をして待っているからな」
「歓迎会、ですか。嬉しいですけど……いいのでしょうか?」
恭子が首を傾げてそう尋ねる。
「問題ないさ。料理に関してもマリューやシャドウミラーの人員、さっき教えた超包子が用意したものだから、特におかしなものは入ってないだろうし」
「ですが、一応毒味は……」
「如月」
「は、申し訳ありません」
毒味を申し出てきた如月が、恭子の言葉ですぐに頭を下げる。
確かに五摂家ともなれば、毒殺の心配はしないといけないんだろう。
その辺、俺はある程度理解してるけど……四葉やマリュー、千鶴みたいに料理を作る者達にしてみれば面白くない筈だ。
まぁ、その辺に関してはどうにか対応するしかないだろ。
そんな風に考えている間にもバスは進み続け、やがてシャドウミラーの居住区画へと入る。
「……あら? 何だか居住区画という割には、どこか寂れているような……」
戸惑ったようにそう告げる恭子だが、俺がそれに返せるのは苦笑のみだ。
そもそも、この居住区画にはシャドウミラーの幹部を含む人間が住んでいる。
具体的には、実働班からはエキドナ、ムラタ、オウカ、イザーク、スティング、アウル。
政治班からはエザリア、レオン、その部下2人。それと政治班の下部組織的な意味で生活班の四葉。
技術班からは大勢いる。元々技術班がメインと言ってもいい程の人数なのに対し、マードック、フィリオ、ロイド、セシル、葉加瀬といった風に追加で来た面々もいるしな。
……ただし、それがこの寂
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