僕の日記3
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リアの手を借りるなんて駄目なんだろうなぁ……
僕とエイナちゃんが着ているギルドの制服を見た門番は、訝しげな視線を此方に送ってくるが、リヴェリアさんが少し門番の二人と話すと、僕とエイナちゃんは快く迎えいれられた。
なにこれ怖い。リヴェリアさんの権力やべぇ。もう逆らえねぇよ………。
とまあ、そんな感じで本拠に入れてもらい、すぐに応接間に通されたのだが、そこにはアイズちゃんがいた。
応接間、というよりは団欒室のような雰囲気だったので、ファミリアのメンバーが愛用しているのだろう。アイズちゃんも、アームチェアーに座って、ゆっくりとしていた。
のだが
僕とリヴェリアさんとエイナちゃんの三人が入ってくると分かるや否や、アイズちゃんは瞳を潤ませながら僕の腰に抱きついてきた。
なんで!?なんで僕!?なんで抱きついたの!?やめて!上目遣いとか卑怯だよ!?て言うか、腰に当たる二つの柔らかいものはもしかしなくてもアレだよね!?僕も男なんで、腰に当てられると色々とまずいんですがッ!?リヴェリアさんなんで笑ってるの!?エイナちゃんは黒いオーラを出さないでッ!?
内心で第発狂している僕の顔。この時ばかりは笑顔でなかったはずと信じたい。
そして、無表情のエイナちゃんが近づいて来て、それからは…………………………あれ、何があったんだっけ?気がついたら家に居た気が…………。
え、待て待て。落ち着くんだ僕。本拠に行って、アイズちゃんに抱きつかれて、それから…………
……………………………………………あ、あと少しで思いだせそ ????(ここで文字が終わっている)
#月$日 私はさ。雨が降った時にはさ、もう、きちんと濡れていたんだよ
昨日はいつの間にか寝ていたようだ。
あれ、寝た……………んだよね?
やめよう。これ以上は思い出したらいけない気がする。
さて、今日もギルドで働いたのだが、なんとアイズちゃんがレベルアップしたとわざわざ教えに来てくれた。
Lv.6。オラリオにも10人といないLv.6の冒険者の一人。凄すぎるでしょアイズちゃん。
あと、エイナちゃんが居るかどうか聴いてきたけど、どうかしたのだろうか?今日はいないと言うと、何故かホッとしていたし。
エイナちゃんは有休を取ったらしいが、何かあったのだろうか?
っと、話がそれた。
一応、”神会”に出す資料に必要な情報を集めるため、アイズちゃんには色々とインタビューした。
レベルアップのきっかけや、感想は勿論、神ロキをどう思っているかや、現在、意中の人がいるか、などだ。
意中の人が居るかどうか聴いた時、アイズちゃんが顔を真っ赤にしていたのだが、もしや好きな人がいるのか
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