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機動6課副部隊長の憂鬱な日々(リメイク版)
第6話
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の中でもごもごと二言三言なにかを呟いてから
ゲオルグに向かって小さく頭を下げた。

「・・・ごめん。焦ってもしゃあないのは判ってんねんけど・・・」

「いや。俺の方こそ、すまない。即答できればよかったんだけどな」

ゲオルグがそう言うと、はやては小さく首を横に振ってから笑顔を浮かべた。
しばし無言で見つめあう2人の姿を眺めていたカリムは、紅茶に口をつけた。

「私のほうからお話することは以上です。
 私としても、はやてに力を貸して頂けると嬉しいのですが、
 それについては今日お話したことも含めて考えていただけますか?」

カップを置いたカリムが柔らかく微笑みながら言った言葉に、
ゲオルグは大きく頷いて見せた。

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