紋章を刻まぬ男
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
」」
俺もナツさんも気合い充分!!ここで確実に仕留めてやる!!
「ナツのあれはエーテリオンを食べた時と同じ」
「シリルのは六魔将軍の時に見た奴か」
「ううん、あの時よりもすごい魔力を感じる!」
エルザさん、グレイさん、ルーシィさんがそう言う。そりゃあなんたって今の俺は第三世代になったからな!!まだ完璧とは言えないが・・・十分戦えるはずだ!!
「うおおおおおおおっ!!」
ナツさんが雄叫びをあげながらハデスに突っ込む。あまりの速度にハデスは避けるどころか反応すらできずに殴られる。
「やあああああ!!」
続いて俺が腕に風と水を纏いハデスを殴る。ハデスは目にも止まらぬ速さで回転しながら壁にめり込む。
「水の破壊力に風の回転が加わってるのか!?」
「なんてパワーなの!!」
エルザさんとウェンディが俺の攻撃を見てそう言う。
壁にめり込んだハデスにナツさんが鉤爪を放つ。すると、ハデスの全身が炎に包まれたが、すぐにそれを消す。が、
「あああああああ!!」
突如ハデスに雷が落ちる!!
「こっちは炎の打撃の後に雷の追加攻撃!!」
「すごい!!」
グレイさんとルーシィさんがそう言う。その後も俺たちはハデスに何度も何度も攻撃を繰り出す。
「俺たちのギルドをキズつけやがって!!」
ナツさんがハデスを床に叩きつける。
「お前はたくさんの人たちの想いを踏みにじってきたんだ!!」
俺はそのハデスを蹴り上げる。
そして、俺とナツさんはジャンプして風と水、炎と雷を腕に込めて
「「お前は・・・消えろー!!」」
ハデスに鉄槌を喰らわせる。
「ねあっ!!」
しかし、ハデスはそれを喰らいながらもジャンプして俺たちに鎖を放つ。不意を突かれたため俺とナツは背中合わせに縛られる。
「はっはー!!動きを封じてやったぞぉ!!」
「何を!!」
「こんなもん!!」
俺とナツは力をいれてその鎖を粉砕する。
「な!?」
ハデスはこれに驚いている。だが、もう終わらせてやる!!
「雷炎竜の・・・」
「水天竜の・・・」
俺とナツは体を仰け反らせ、口に魔力を溜める。
「「咆哮!!」」
俺とナツ、二人の咆哮がハデスを飲み込む。
「ぬがあああああ!!」
「「きゃあああああ!!」」
「うああああああ!!」
「くっ!!」
あまりの威力に近くにいたウェンディたちも飛ばされていく。俺たちの目一杯のブレスは戦艦を破壊し、天狼島もを飛び越えるほどすさまじかった。
「「ハァ、ハァ、ハァ・・・」
俺とナツさんはあまりの魔力の消耗に肩で息をする。
そんな俺たちの前には、白目を向き、意識を失っているハデスが倒
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ