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龍狩り師の日常。
Day3 龍狩り師達の昇進試験
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『ハンターランク』それは狩人達の腕前を示すランクだ。
強力なモンスターに打ち勝った者の称号でもある。
もちろん龍狩り師達もハンターランク昇進試験に挑戦しなければならない。

ここからはそんなお話。







俺の朝は一杯のユキ特製「謎の液体」で始まる。

「今日も目覚め悪ぃ…」

苦虫を噛み潰したような顔で…いや、にが虫を噛み潰しながら呟いた。

「あ、ゼンおはよう!私の特製ドリンク美味しかった?」

「あぁ、いつも通りの(クソマズイ)味だったよ」

「ありがとう!」

本当のことは言えない。
何故ならこのドリンクをアンズがマズっ!って言いながらゴキブリに投げた瞬間…
ユキはブチ切れるはゴキブリは溶けるはで大惨事になった。

「な、なぁユキ…」

「なあに?」

「このドリンクの材料って何?」

そう、これは神が下した試練だ。そう言い聞かせながら恐る恐る聞くが、聞いたのが完全に間違いだった。

「うんとね、にが虫、ニトロダケ、はちみつ、アルビノエキス、ドクテングダケ、クタビレタケ、毒狗竜の素材一式、そんくらいかな?」

「あ、うん…なんかゴメン」

これは殺す気の塊ですか?いいえ、ケフィアです。

「ねぇゼン?ボックスからドスフロギィの素材が消え去ってるんだけど?」

「ドスフロギィの素材なら今日のご飯に使っちゃったよ?」

『え?』

いや、確か今日の朝飯はジャンボパンにマーマレー……ん?

「ユキ、マーマレード貸して。」

「え?あ、はい」

手渡された瓶を開け、オレンジの皮と思われるものをスプーンで取り出し、素材図鑑のドスフロギィの項と比べる。

「はぁ…マジかよ…」

表面は少し溶けて分かりにくいが、図鑑のものとそっくりであった。

つまりは黒である。真っ黒である。

数分説教をしていると『チリンチリン』と玄関の呼び鈴が鳴った。

「はーい」


「ゼーンー何だったの?」

「昇進試験の通達だ。みんな狩りの準備しとけよ」

「ほーい」




「全員!準備は良いかー!」

「ほいさっさー!」

と、勢いよく返事が返ってきたのでクエストの概要を説明する。
返事が返って来なければずっとやるつもりだったがその必要は無いらしい。

「今回のクエストはズバリティガレックスだ!まぁ原種で特に問題はないが前回の事もあるから十分気をつけて戦え!」

「りょーかい!んじゃ出発しよっか!」

こうしてゼンたちの昇進試験は幕を開けた。

「あ、回復薬忘れた!」

「おい。」

ゼン達の運命やいかに??



〜ドンドルマ〜

「ッ!クソッ!こいつは俺たちの手には負えない!総
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