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ウイングマン スキャンプラス編
■4話 侵入
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スキャンプラスは手を上げて服従の姿勢を見せていた。
「オ、オレ様は戦闘用じゃないんだ……」
健太としても好き好んで敵を倒しているわけじゃない。
「だったら何をしていたんだ?」
健太はクロムレイバーを下ろし、スキャンプラスに近づいた。
「オレの手に血がついていた。気絶してたんだ細かいことはからわからないけど、お前にやられたと考えるのが妥当だろ?」
健太はそう言ってスキャンプラスの首を掴んだ。
「違う! それは誤解だ! お前の血はただの鼻血だ。自分で勝手に出しただけだ。だいたいオレにはまともな戦闘機能はついてないんだ!」
殺されたくない一心で必死に言葉を重ねた。
「自分で勝手に鼻血って、そんなわけないだろ、お前たちが何もしないで……」
そう言いかけて健太は言葉を詰まらせた。
「あれ?」
何か衝撃的なものを見た記憶が蘇ってきた。
頭を抱えた。
なんだ、あの衝撃的な映像は!?
必死に絞り出そうとすると、裸にされたくるみの姿が蘇ってきた。
思わず鼻血が出そうになったが、そんなことを言っている場合ではない。
「貴様ぁ〜っ!!」
健太はスキャンプラスに怒りをあらわにした。
「くるみちゃんに、何をしたぁ〜っ!」


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