問題児編 第1章 手紙に誘われ
三度航海者はカケラを渡る
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?」
「あ、はい!」
ティアナが頷いたのを見て、今いるカケラと手紙と繋がるカケラ、二つを繋ぐ糸をイメージしてそれに乗る。俺が渡る時のイメージはカケラ同士を重ねることだが、今回ははなから繋がっているためその必要はない。俺にとっては慣れた、ティアナにとっては初めての、カケラ渡り特有の感覚に襲われる。俺はいつもの通り目を閉じ、流れに身をまかせる。しばらくするとそよ風の音が聞こえ初め、だんだん音が強くなり風そのものを身体で感じるようになる。これは外に出る感じかなと思い始めた時、突如浮遊感が俺たちを襲った
「んな!?」
「きゃ!!?」
俺は反射的に目を開いた。するとそこから見えたのは
「高すぎるだろおおおおおおおおおお!!!」
遥か彼方に見える地上。俺たちが出てきたのはどうやら空の上、しかもぱっと見超超高度といっても良さそうなレベル
初っ端からこんなオチとか、この世界で本当に見つかるのかなぁ...
取り敢えずこの今まで見たことのない、俺にとって完全無欠なまでに異世界なカケラに置いて最初にすることが重力軽減とは、思いもしなかったとだけ言っておこう
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