第二十四話 浦少佐!俺の胃袋は異次元だ!!その六
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「傍に寄るな」
「近寄るな、ですね」
「そうした最低下劣なことをする奴はどんなことでもする」
「そこまで下衆だからですね」
「そうだ、下衆はだ」
それこそとだ、悪田部はまた言った。
「そこまで下衆となるとだ」
「最高にですね」
「下衆だからですね」
「そのやることも」
「最低だからですね」
「そうした輩はまさに何でもする」
悪事を、という意味でだ。
「傍に近寄ってはならない」
「ううん、そういうことですよね」
「付き合っていい人と悪い奴がいますけれど」
「そうした連中はですね」
「付き合ったら駄目なんですね」
「さもないと君達が災厄に遭う」
従軍慰安婦の件もそうだ、こうした捏造はまさに最低下劣の捏造だ。その下半身を狙っての意図的な工作であるからこそ。
「そうした輩とわかったならだ」
「近寄らない」
「絶対にですね」
「そして隙を見てだ」
その相手のだ。
「消すことだ」
「社会的に、ですね」
「抹殺ってことですね」
「さもないと何時君達に来るかわからない」
その下劣漢の攻撃がだ。
「害虫にも劣る連中なのだからな」
「ですか、消すべきですか」
「そうした奴は」
「さもないとですね」
「こっちがやられますね」
「その通りだ、何はともあれだ」
悪田部は教訓からさらに話した。
「君達は今回は食べる戦いだ」
「フードファイトだから」
「もう食って食ってですね」
「相手に勝つ」
「そんな夢の様な戦いですね」
「日本では昔からあった」
フードファイトと言うべき競技なり大会がだ。
「江戸時代からな」
「歴史深いですね」
「フードファイトって江戸時代からあったんですか」
「いや、それはまた」
「凄いですね」
「お握りだの餅だの柿だのうどんだの蕎麦だのを食べてだ」
他にはお茶漬けもあった。
「そうして勝負していたのだ、幕府もよしとしてた」
「へえ、幕府もですか」
「そうなんですか」
「幕府は泰平の世を楽しめと言っていた」
それでそうした催しもよしとしていたのだ、ただし江戸では時折贅沢禁止令が出て催し自体が禁じられたこともままある。
「だからだ」
「そうした大食い大会もですか」
「やってたんですか」
「江戸幕府も面白いですね」
「そうしたこともよしとしていたんですね」
「それで将軍の前でその大食いを披露した者もいる」
このことは史実にある。
「そして将軍徳川家光からも褒められた」
「あのホモだったっていう」
「それで中々子供が出来なかった人ですよね」
「痴話喧嘩めいたので手討ち事件まで起こした」
「ガチホモの将軍様ですね」
江戸時代では至って普通のことである、荒木又右衛門の仇討ちにしてもことの発端は要するに同性愛者同士の痴
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