第二十四話 浦少佐!俺の胃袋は異次元だ!!その三
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「工夫と共に」
「ですか、わかりました」
「じゃあ運は神様にお願いします」
「あと工作もします」
「そっちも」
この二人らしくそうした疚しいことも忘れない。
「やっぱりインチキしないと駄目ですよね」
「手段を選ばずに」
「ありとあらゆる工作を使って」
「それで儲けるべきですね」
「それなら俺達得意ですから」
「もう大得意です」
この二人はゲームでも正々堂々としない主義だ、改造コードや裏技を駆使してそのうえで遊ぶのが常である。
だからだ、アフィリエイトでもなのだ。
「やりますよ」
「そうして稼ぎますよ」
「じゃあ色々と」
「稼ぎ方考えていきますよ」
「頑張って下さいね」
伊藤はその二人にエールも送った、社交辞令そのものではあるが。そうした話を三人でしていたその横でだ。
悪田部はカレーを食べていた、そして食べ終わったところでだ。
三人の話も終わったと見てだ、尚智と尚武に言った。
「さて、今回のことだが」
「はい、仕事ですね」
「仕事のことですね」
「そうだ、今回の相手は空軍衆のだ」
「で、空軍衆の誰ですか?」
「誰なんですか?」
二人は悪田部にこのことも問うた。
「空軍衆っていっても結構多いですけれど」
「そうそう、次から次に出て来てますから」
作品が続く限り出て来るものだ、敵役というものは。
「それで今度は誰ですか?」
「何とか少佐ですか?」
「浦少佐だ」
悪田部はその名前を教えた。
「勝負はフードファイトだ」
「フードファイトっていうと大食いの」
「あの勝負ですよね」
フードファイトと聞いてだ、二人はすぐにこう言った。
「前回は給食で今回は大食い」
「食いもの対決が続きますね」
「作者のネタが尽きているのだ」
悪田部はこの舞台裏のことを話した。
「だからだ、もう適当に勝負になりそうなものを出しているのだ」
「相変わらずいい加減な作者ですね」
「もうこの作品徹底的に行き当たりばったりですね」
「後先も何も考えてないんですね」
「思いつきのまま書いてるんですね」
「そうだ、だから今回も食べものだ」
その関連の勝負だというのだ。
「君達もそれに出るのだ」
「ですか、じゃあ」
「食って勝負します」
「勝負の前にマラソンして風呂入って」
「それで腹空かせてきます」
「対決は昼の十二時だ」
悪田部は勝負の時間のことも話した。
「勝負の場は大阪の難波だ」
「ああ、作者行きつけの」
「食い倒れの本場ですね」
「作者今も月一で難波行ってますからね」
「奈良からわざわざ」
用事のついでに寄っているのである。
「それで、ですね」
「難波の店にはそこそこ詳しいんですよね」
「カレーだの中華料理だのに」
「づぼら屋にも行って
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