第二十四話 浦少佐!俺の胃袋は異次元だ!!その一
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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第二十四話 浦少佐!俺の胃袋は異次元だ!!
ジャスティスカイザーの二人は実に卑怯卑劣姑息だ、その為世界の誰からも嫌われていることは作中でも何度も書いている。
しかしその正体は誰も知らない、それでだ。
そのことと幸いにしてだ、二人はよくネットで自作自演をしている。それは今も同じで自宅で熱心に励んでいた。
尚智は書き込みつつだ、隣にいる尚武に言った。
「なあ、俺達の評判ってな」
「某2ちゃんの俺達のスレで自作自演してもな」
尚武も応える。
「全然よくならないよな」
「見事な位にな」
「ちっ、褒めるレス書いてもな」
所謂自画自賛をしてもだ。
「すぐに俺達のアスキーアート出て来るな」
「自分で書き込んでる感じでな」
「まあ実際にそうやってるけれどな」
「俺達自身がな」
「しかしこの即座の認定ってな」
「凄いな」
当の二人が感嘆するまでにだ。
「五秒後のレスでかよ」
「もう貼ってきやがった」
二人がパソコンで自作自演をしているアスキーアートが貼られたのだ。
「見れば罵倒の嵐だしな」
「俺達の書き込み以外全部罵倒じゃねえか」
「死ねとか逝ってよしとかな」
「スラングばっかじゃねえか」
所謂ネットスラングで満ちていた、この巨大掲示板群ではいつものことであるがこの二人のスレッドは特に多い。
「しかも何だよ一体」
「ジャスティスカイザー板まで出来てな」
日帝衆板もあるがだ。
「日帝衆板は思想のところにあるのにな」
「何で俺達は雑談系の2にあるんだよ」
「最悪板と同じ扱いかよ」
「どんな扱いなんだよ」
二人で言うのだった。
「板全体で俺達罵っててな」
「ジャスティスカイザーに相応しい死に方?」
こうしたスレッドもあった、探せば。
そしてだ、そのスレッドを見てみると。
「おい、ピッチングマシーンで銃殺かよ」
「ゴミ食って喉詰まらせて死亡?」
「どれもひでえな」
「ひでえ死に方ばっかじゃねえか」
「幾ら何でもないだろ」
「何処まで嫌ってんだよ」
当の二人も呆れるまでの死に方ばかり書かれていた。
「結婚式に行く前にチンピラに刺されて死ぬ?」
「死なないけれど廃人になって身元不明の患者として一生病院かよ」
「どれも嫌だな」
「悲惨なのばかりじゃねえか」
「くそっ、悪口ばかりの板だな」
「最悪板以下だよ」
コテ叩きでも何でもありのこの掲示板群でもまさに最悪の状況と言うべきこの板以上にというのだ。プロ野球板も無法地帯であるが。
「こんな板まで作りやがって」
「俺達の評判何処まで下がるんだよ」
「板全体で自作自演なんて出来
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