マブラヴ
1019話
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
線級は動きが鈍いが、要塞級は1歩1歩の歩幅が大きい為に動きの鈍さとは裏腹に移動速度は速い。
その為、重慶基地に到達する可能性を考えると補給に戻る訳にもいかず、戦術機での攻撃に切り替えたのだろう。
……確かに素早い判断だが……
「って、おい」
映像モニタに映し出されたのは、濃紺のTYPE-82。恭子の機体だ。
手にはザフトで使われている重斬刀を持っており、そのまま突っ込んで、要塞級が突き刺さんとして振り下ろしてきた足の一撃を回避し、胴体へと斬りつける。
それに続くのは如月の真紅のTYPE-82。恭子とは反対側の胴体を斬り裂き……そのままピタリと息の合った攻撃を行い、要塞級を仕留めていく。
恭子が率いている他の戦術機にしても、それぞが突撃砲や重斬刀といった武器を使ってはBETAを撃破していき……やがて残るのは重光線級だけになるが、レーザー照射膜に突撃砲を撃ち込み、あるいは重斬刀で斬り裂き、気が付けば数機の小破のみで重慶基地に襲ってきたBETAの群れは綺麗さっぱりと消えたのだった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ