暁 〜小説投稿サイト〜
DIGIMONSTORY CYBERSLEUTH 〜我が身は誰かの為に〜
オープニング
Story2:デジモンとの遭遇 vsクリサリモン
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田との合流を続けよう。早く行かないと、白峰が可哀そうだ。
そう思ったその時、目の前の道から人影が迫ってきていた。ここに来て、白峰や真田以外の他の人。流石にこれには驚いた。
灰色染みたジーンズ、モフモフな毛がついた白い長そでのシャツ。極め付けには白髪の頭だ。
俺の目の前までやってきて腰に手を当て立つのは、先程ノイズの視界の中で見た青年に酷似した青年だった。
「どうした? まるで“幽霊”でも見たような顔だ」
現れた青年は俺の表情を見て、そう発言してきた。……そんなに驚いた表情をしているだろうか?
「い、いや…さっきお前そっくりの、ノイズの走った―――言うなれば幽霊を見たんだ。居たと思ったら、パッといなくなったし…」
「僕そっくりの幽霊? それなら…その幽霊は僕かもしれないな。僕を“EDENに棲みついた幽鬼”と呼ぶものもいるぐらいだからね。この世のものではない、と…」
「…お前、頭大丈夫か?」
顎に手を当てて考える青年。いや、どんなことをすればそんな風に呼ばれるんだよ。
「失礼だな、君は。ただまぁ、真相は…僕がただ“神出鬼没”なだけ、なんだけどな」
「そんなもんか?」
「ふふ…安心するといい、僕は幽霊じゃない。このEDENに、ちゃんと実在しているよ。―――君のような“迷い子”を導く為にね」
「“迷い子”? 俺がか?」
俺がそう青年に質問すると、彼は小さく笑みを浮かべて頷いた。
「君は、ハッカーの証であるプログラム―――『デジモン・キャプチャー』を手に入れたばかり……言わば、『ハッカーの雛鳥』だ」
「何…?」
青年の言い放った言葉に、俺は眉を寄せた。
こいつ……なんで俺が“『デジモン・キャプチャー』を手に入れている”事を知っているんだ?
まさか、こいつが? ……試してみるか。
「お前、まさか『ナビットくん』か?」
「……? 何のことだい? 僕は見ての通り、あのマスコットキャラクターじゃないよ」
……白か? それとも誤魔化しているだけか?
こいつの思惑はわからないが、取りあえず話を聞いてみるか。そう思って「続けていいかい?」という彼の言葉に頷いた。
「EDEN(ここ)には、様々な目的を持ったハッカーがいる。
セキュリティ・ホールを見つけて報告する、義賊的な者。他人の財産や個人情報を狙い、アカウントを強奪する者。自分の技術を磨き、ただ力を試したい者。
本当に色々だ……君は、どんなハッカーになりたい?」
「………」
どんなハッカーになりたい、か……
「……悪いが、その質問には答えらんねぇわ」
「…というと?」
「俺が『デジモン・キャプ
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