番外編 リリカルなのは If
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気は有りません。
何もしなければ良い様にいく物をわざわざ改変する必要もあるまいて。
と言うわけで傍観傍観。
飛来するジュエルシード。
それから暫くして聞こえてきた広域念話。
まあ無視したけどね、ソラも。
トリステインの時は主人公の側で推移を見守っていたから余計な事でいろいろ損益を出したんだ。
だから今回はしらん。
大好きな作品ではあったが、だからこそ関わるべきではない。
数ヶ月に一・二度、親戚のお兄さんとしてなのはに会えるだけで十分さ。
しかし俺はこの時しっかり情報収集すべきだったと後になって後悔する。
木枯らしが吹きすさぶ12月。
俺はソラと一緒に久遠を連れて夕飯の食材の買出しに商店街へと来ていた。
買い物を終えた帰り道、いつものように歩いていると行き成り世界が反転した。
「結界」
「そうみたいだ」
行き成り世界の色が奪われたかのような空間に俺達は閉じ込められた。
周囲をうかがうと前方にこちらに向けて飛行してくる人影が。
良く見るとバリアジャケットを着て手にはアームドデバイスを持っているのが見て取れる。
魔導師だ。
更に観察するとその背丈から小学校低学年ほどだろうと言うのが見て取れる。
すると男子が此方に武器を向けたかと思うと行き成り魔力砲を飛ばしてきた。
「っソラ!久遠!」
俺は叫んで一瞬の後にその場を離れ、すぐさまソルに手を掛ける。
「ソル!」
『スタンバイレディ・セットアップ』
直ぐにバリアジャケットを展開し身構える。
ソラもバリアジャケットを展開し終えたようだ。
するとすかさず第二射が放たれる。
それも避けてソラと久遠と落ち合わせる。
「一体何?」
「俺達が狙われる理由はないな」
「どう…する?」
心配げに久遠が聞いてくる。
「逃げたいが、この結界を破らないと逃げる事は出来なさそうだ」
「破れると思う?」
「ブレイカー級の攻撃なら可能だろう。逆に言えばそれで破壊できなければ俺達では突破する事は出来ないと言う事だ」
「そうだね、じゃあ私がやるから援護頼んで良い?」
「任せろ」
「久遠は?」
「久遠はソラを守ってやって」
「分かった」
カードリッジをロードして準備に取り掛かるソラ。
大威力攻撃には多少の準備時間が要る。
その時間を稼ぐのが俺の役目だ。
飛来する敵に俺も迎撃に出る。
撃ち出される砲撃をかわしながら近づいて此方も砲撃を撃ち出しながらも話しかける。
「お前は誰で、何故俺達を狙っている」
「あんたらは知る必要も無いことだ」
帰ってきた言葉は子供とは言え
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