第九夜「クロマティック・ファンタジー」
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―ポロン…―
不意に竪琴のような音が響いた。
四人はゾクッとし、目の前にある扉を凝視した…。
「君、その扉を開けろ。」
土屋警部は嫌がる部下に命じ、その扉を開かせた…。
命じられた部下は兢兢と扉のノブに触れ、それを手前へと静かに引くと、扉は少しばかり音をたてて開いた…。
「…っ!!!!」
その中を見た四人は、目を剥いて我先にと逃げ出したのだった…。
そこには…血塗れの竪琴が一つ、古びた机の上に鎮座していた…。
‡ ‡ ‡
人は愚かなもの…。見ていて飽きることがない。
この世に偶然なんてないの…全ては必然…
そう…私が死んだようにね…
end...
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