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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
乗り越えて
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『あなたには、仲間や・・・大切な人がいます。死ぬ時ではありません!!』

今度は母さんの声が聞こえる。

「(でも・・・俺・・・俺があんな事したせいで・・・・・・)」

『何を言っている。』

『私達は、いつでもあなたの心にいます。』

「(例えそうでも・・・・・・死なせたことには変わりないよ・・・・・・。)」

『お前は勘違いしているぞ。』

「?」

『見せてやろう。私達の記憶を・・・』

「・・・?」

どういう意味だ・・・?

「う・・・!」

何かが・・・見えてくる・・・!!

「これは・・・!?」

そこに見えたのは・・・



「はぁ・・・はぁ・・・まだ・・・無事か?」

「ええ・・・でも、コージが・・・。」

「グルアアアアアアアッ!!!!」

そこに見えたのは、父さんと母さんは奴の尻尾に貫かれていたが、
尻尾は切られ、もう抜いていた。奴の姿はもう見えなかった。
俺は自分自身の方を見た。右側に白色の、左側に黒いオーラの様なモノが身に纏っていた。

「(シャルルの言っていた、暴走なのか、これが・・・)」

俺はそう思う。

「!」

さらに気づいた。ポタポタと、血が出ていた。


ドスン!


「グルゥゥゥ・・・。」

倒れ、気を失った・・・。

「奴との戦いで・・・・・・かなりの大怪我のはずだ。」

「このままでは・・・私達全員・・・・・・」

「・・・・・・1つ、助かる方法がなくもない・・・。」

「まさか・・・!!」

「ああ、多分わかっている筈だ。私達が・・・・・・・・・事だ。」

「!!!!!」

俺は父さんのその言葉に驚くのだった。

「そうなると、私達は・・・・・・」

「それはわからない・・・けど、コージを死なせるわけにはいかん。
 それに、大量の血を浴びてしまったんだ・・・やらなければいけない。」































「私は・・・・・・コージ(息子)を信じる!」

「・・・・・・そうですね。私も信じるわ。」

「コージ、1人になってしまうが・・・生きろ。」

「1人は寂しいけど・・・・・・きっとあなたには友達ができるわ。
 素敵な人とも出会えるわ。だから・・・だから・・・。」

「フェルナール・・・・・・。」

「コージ・・・私達の子・・・・・・愛してるわ・・・。」

「いくよ・・・!」

「(あぁ・・・!!!)」

2人はあの魔法を唱え・・・・・・そして・・・・・・

















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