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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
乗り越えて
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ーク・スパイラルを消した。


パァン!!!!


「あれ?いない・・・・・・上!!!!」

シャンディーが放った水のブレスがダーク・スパイラルで消される直前に、
俺は両手に闇の巨手を使い、ジャンプしていた。

「闇竜の鉤爪!!!!」

俺は右足に闇を纏い、落下を利用して、攻撃をした。


ズドォォォォォォォォォォォン!!!!


「!?」

攻撃は当たったが・・・・・・。

「(この感触・・・・・・・・・まさか・・・!?)」

「ほい!!!」

シャンディーは移動し、顔を出した。

「以外にやるね。でもまだまだだよ。」

「・・・・・・。」

「君に迷いがある限り。」

「ほっといてくれ・・・俺は・・・俺はっ!!!」

「・・・だったら、そろそろ本気で相手してあげるよ。」

「・・・!」

「遠慮なくいくよ!!!」


ドボーン!


シャンディーは潜った。


ズドォォォォォォォォォォォォォ!!!!!


「何!!?」

「大波!!!!」




ズゴォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!



「うわああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!」

大きな波が俺に襲い掛かる。


ズボオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!!


「ごが・・・がぁ・・・!」

俺は波に飲まれ、水の底へ沈んでいくのだった。
上へあがろうとするが・・・・・・今まで受けたダメージがきてしまい、体が動かない。

「(くっそ・・・・・・何て情けねんだ・・・・・・・・・。)」

俺は悔しい思いであった。だが・・・ある意味仕方のない事でもあるのかもしれない。

「(俺のせいで父さんと母さんは死んだんだ・・・・・・・・・
 2人の力になりたいのに・・・・・・死なせるなんて・・・最低な子だ・・・・・・。
 父さん・・・・・・母さん・・・・・今、そっちに行く・・・・・・。)」



































『・・・じゃない・・・。』

「・・・?」

『・・・では・・・ません・・・。』

「(あれ・・・?)」

この声・・・・・・

『死ぬんじゃない・・・!』

『死んでは、いけません・・・!』

「(父さん・・・母さん・・・?)」

何だか・・・似たようなことがあったけど・・・・・・もう・・・来ちまったのかな?

『死ぬんじゃない!コージ!!!』

「・・・!?」

姿は見えない・・・けど、父さんの大きな声が聞こえるのだった。
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