マブラヴ
1018話
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本とシャドウミラーの関係が良くても、結局は別の国だからな。その辺に関してはしょうがない。
そう判断し、部屋にあった機器を操作して映像を映し出す。
幸い、この部屋の映像モニタは各種前線にいる機体からの映像を転送出来るらしく、特に不都合はない。
……けど、何でこの部屋の映像モニタにそんな機能がついているんだ? もしかしてこの部屋は将来的には何か重要な部屋になる予定じゃないだろうな? 戦闘指揮を執る場所とか。
そんな風に考えつつ周囲を見回すが、20畳程度の広さしかない部屋はそんなに重要な部屋になるとは思えない。
まぁ、いいか。ここがどんな部屋になるんだとしても、俺には特に関係ないし。
あっさりとそう判断し、再び映像モニタへと視線を向ける。
するとそこには、帝国軍や斯衛の戦術機、リニアガン・タンクやガン・ルゥといった機体が多く並べられていた。
戦術機の方は、第1世代機、第2世代機、第3世代機と各種世代の機体が大盤振る舞いだ。
こうして見る限りだと、一番多いのはやっぱりガン・ルゥだな。
この辺に関しては予想通りだった。そもそもリニアガン・タンクは輸入しかしていないし、戦術機は1機1機がかなり高価だ。それに対し、ガン・ルゥは1機辺りのコストが戦術機に比べると安く、それでいて遠距離戦に限定すれば戦術機に勝るとも劣らぬ性能を見せつける。
……まぁ、集団で運用するのが前提だが。
やっぱりライセンス生産が可能になったのが大きいよな。
そんな風に思う俺の視線の先で……リニアガン・タンクとガン・ルゥが遠距離攻撃を開始した。
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