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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第4章
停止教室のヴァンパイア
第93話 行動、開始です!
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?吸血鬼(ヴァンパイア)め!?」
更に女魔術師達の影から黒い手の様な物まで出てきて、女魔術師を縛り上げる!
「臆するな!」
「くらえ!」
女魔術師達も抵抗するが、攻撃を受けた黒い手は霧散した後、すぐに再生してしまう。
更にコウモリ達が女魔術師達に噛み付く。
「血を吸うつもり!?」
「血だけじゃないわ!?力まで!?」
女魔術師達はギャスパーに手も足も出てなかった。
ギャスパーの黒い手から逃れていた何人かが逃げようとしていたけど、お返しとばかりに千秋達に吹っ飛ばされていた。
「これって…?」
「あの子の秘めていた力の一部よ」
「……これで一部なんだ…」
「イッセーの血を吸収した事で解放されたのね。でもイッセー、よくこんな事を思い付いたわね?」
「いえ、それは…」
俺の脳裏にアザゼルの姿が浮かび上がる。
「部長!」
小猫ちゃんの叫びに我に帰ると、女魔術師の一人が部長に攻撃を放っていた。
咄嗟に体を張って盾になるけど、攻撃が途中で静止してしまう!
「と、止めたの!?魔術だけを!?」
『無駄ですよ。貴女方の動きは全て見ていますから』
室内に響き渡るギャスパーの声と共にコウモリ達の赤い瞳が一斉に輝き出し、女魔術師達が全員停止してしまう!
『イッセー先輩、トドメです!』
「任せろ!」
俺は一瞬で女魔術師達の体へタッチし、篭手の左手の指を鳴らす!
「洋服崩壊(ドレス・ブレイク)ッ!!」
瞬間、停止状態の女魔術師達の衣服が物の見事に弾け飛び、眼前に女の裸が晒される!
「オオォォッ!!これはまさに全裸の見本市!ギャスパー、やっぱ、俺達が組めば無敵だぜ!」
『はい、イッセー先輩!』
「……これでついに…。ついに!俺の夢が叶うのだ…」
ゴンッ。
眼前の全裸の見本市にダイブしようとしたら、部長の拳骨をもらってしまった!?
「ダメよ」
ああ、やっぱりですか…。
「……最低です」
小猫様からも毒舌をいただきました…。
その後、手早く女魔術師達を拘束し、部長が冥界に転送させている間にアザゼルからもらった腕輪をギャスパーに着けてやる。
「これで暴走しないハズだ」
「はい」
すると、千秋が俺に近寄ってくる。
「……イッセー兄、手…」
「ああ。これぐらい、平気だよ。それに、これよりも酷いケガを負った事もあるし、それに比べれば…」
「……ケガして良い理由にならない…」
うっ、ちょっと涙目になっちゃってる…。
「イッセーさん、手を出してください」
神楽が近寄ってきて、そう促してきた。
よく分からないまま、言われた通り右手を出すと、神楽が俺の手を自分の手で包み込んだ。
その瞬間、手から痛みが消え出した!
「これで治りも早くなります」
「何やったんだ…?」
「仙術で治癒力を高めたんです」
「仙術?」

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