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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
大切なもののために・・・
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もん!!」

メルディは笑顔でそう言う。この笑顔が俺はずっと見れると思ってた。こんな平凡な日常が永遠に続くんだと、俺は思い込んでいた・・・あの日が来るまでは。












その日、俺は仕事から町に帰る日だった。予定よりも時間がかかってしまったが、俺は無事に町についた・・・だが・・・

「な・・・なんだよこれ・・・」

俺は帰ってきた町の様子を見て愕然とした・・・建物は崩れ、辺りではたくさんの人が倒れていた。その中に、俺の父も母もいた。

「誰か・・・無事な奴はいねぇのかよ・・・」

俺が無事な者を探そうとした時、メルディの泣き声が聞こえてきた。

「メルディ!!」

俺は声のした方へと走った。そこには、一人で泣き叫ぶメルディがいた。

「メルディ!!」
「お兄ちゃん・・・」

メルディは俺に気づくと目を擦りながら視線を向ける。俺はメルディに目線の高さを合わせる。

「おばさんとおじさんは?」

メルディは首を横に振る。マジかよ・・・

「わかった。ここにいろよ!!すぐに戻ってくるから!!」

俺は他にも無事な者がいないか探しにいく。

「お兄ちゃーーん!!」

メルディが俺をよぶ声がしたが、俺はとにかく町の中から無事な者を探すために走り回った。
しばらく走っても生存者は誰もいない。 すると、誰かの話し声が聞こえる。
俺は柱の影に隠れ、その話している奴らを見る。
話しているのは3人、一人はボサボサの金髪の男、もう一人は白い肌の大きな男、そして長髪の女・・・あいつらが俺たちの町を・・・

「ゼレフの鍵は手に入ったってばよ」
「そうね。私はもう少し町を見回ってくるわ」
「じじ・・・自分たちは一回ハデス様のところに戻るッス」

長髪の女はどこかへ歩いていく。残ったのはあの二人か・・・しゃあねぇ、まずは・・・

「おい!」
「「!!」」

俺は二人の男に歩み寄る。二人の男はこちらに構える。

「なんだこいつ?」
「いい・・・生き残りッスかね?」
「そういうことだってばよ!だったらやることは一つ・・・」

金髪の男は俺に飛びかかってくる。その腕には黒い炎を纏っている。

「炎神の・・・」
「遅ぇよ!!」

俺は男の背後に回り、チョップを入れて地面に叩きつける。

「がはっ・・・」

金髪の男は白目を向いて倒れている。大したことねぇじゃねぇかよ。俺がもう少し早く来てればこんな奴ら・・・

「う・・・ウーウェ、じ・・・自分はつつ・・・強いッスよ!!」

白い男の体が光り始める。その手には何やら人形が握られている。あれがあいつの魔法か?

「シャイニングドドスコイ!!」
「波動波!!」

俺はその白い男
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