第二シーズン〜時空大冒険〜
第七章 【ロストアビリティー】
第十九話《長期休暇の後は何すんのもだりぃ》
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し、俺は、この程度の騒音では起きようとはしない。
しかし、共に留守番をしている、ツッコミ二番手は、たまらず立ち上がり、外の様子を見に出て行く。
ドゴオォォォオオオォォァオォオォォォォオオオォォオォォオォォオォォォオオオオオオオン!!!!!!
次の爆発音が響いた。それと、同時に、ツッコミ二番手が、出口の階段から、転げ落ちて戻ってきた。それと、同時に、外の爆発音に負けず劣らず、いや、それ以上にうるさい奴が飛び込んできた。
「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA、起きるんだ少年!外がやばいことになってるぞ!!!」
言わずとも、こいつのことなら覚えているだろう、リンカーンだ。
俺は、そのリンカーンの言葉に『だりぃ。』と思いながらも。ハンモックから降りて、あくびをしながら、リンカーンに言った。
「なんだ?俺からしたら、外よりも、目の前の方が騒音なんだが?」
「HAHAHAHAHAHAHA少年!冗談が過ぎるぞ?HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA」
至って、マジなのだが--------。
まぁ、こいつに言っても無駄なのはわかっていることだ。大人しく聞くとしよう。ちゃんとした会話になるかは分からないが。
「まぁいい。で、なんだ?」
そこへ、転がっていたツッコミ二番手が、起き上がり、言った。
「いいから、外に出てみろ!一気に眠気とか吹っ飛ぶから!!!」
魁斗とリンカーンに促され、俺は、仕方なくも、外に出ることを了承する。
「はぁ、へいへい」
俺は、軽く手を挙げてぶらぶらさせながら、階段に足をかける。
『どぉ〜せ、おもんねぇことだろぅけど』
外に出て、俺の、視界が一気に開けた。いつもならば、心地よい風と小さな草花たちが迎えてくれる野原が広がっている貫の家の外。
だが、俺が目にしたのは------------。
「な、なんだこれ......」
炎に包まれた野原、しかし、妙に辺りが暗い、ほとんど炎の灯に照らされているようなものだ。
俺は、ふと、太陽を確認しようと空を見上げる。
「??」
そこには、この事態の根源であろう、龍のような大きな鉄の塊が浮いていた。そのせいで太陽の光は、ここまで届かない。
この事態の見て、突っ立っていた俺の横に、魁斗がきて言った。
「な、やばいだろ?」
俺は、静かに頷いた後、独り言のように言った。
「一体何が起きてやがんだ......」
その時、炎の中から声がして、2つの影が薄く見えた。
「それについてはわたしたちがせつめいしましょう」
どう考えても、イントネーションがずれた声。間違いない、《千魂小学校》及びここら一帯
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