暁 〜小説投稿サイト〜
千年の魂.
第二シーズン〜時空大冒険〜
第七章 【ロストアビリティー】
第十九話《長期休暇の後は何すんのもだりぃ》
[1/5]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
「ここが、俺らの時代、、、、なのか?」

迅が景色を目に入れながら呆然としていると、後ろでカインが声を上げ、ナイトの胸ぐらを掴み上げる。

「おいっ!どうなってんだこれ!説明しろ!」

ナイトは、胸ぐらを掴まれながらも冷静にカインに言った。

「言われなくても話す、だから離せ」

そう、言われてカインは、手を離す。
自由になった、ナイトは、衣服の乱れをなおしながらも、説明を始めた------------この時代に何が起こっているのかを----------

「あれは、お前らが、ダグラスのいる時代に行って二、三日経った時だった。」



* * *



主人(貫)不在の家にのどかな風が吹く。その風に吹かれながら、ハンモックの上で龍脳菊 龍明(りゅうのうぎく りょうめい)は心地良く寝ながらも考えていた。

『はぁ、だりぃ。何もねぇけど、だりぃ。何もねぇのがだりぃ。かと言って、なんかすんのもだりぃ。しばらく話してなかったから、話すのもだりぃ。』

そう、龍明は現在《夏休みボケ》ならぬ、《出番なさすぎるボケ》に陥っていた------------。


アアァァァァァァァ!!!!!!夏休みが終わるウウゥゥゥゥゥゥ!!!!!!宿題に襲われるウウゥゥゥゥゥゥ!!!!!!みんな(宿題)寄って集って俺をいじめるんだアアァァァァァァァ!!!!!!勉強したくないよ!!!朝に早起きしたくないよ!!!!!!学校行きたくないよオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオオォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!

突然、天から聞こえてきた声に辰星 魁斗(しんせい かいと)は、飲んでいたレモン汁を吹き出しながら跳び上がる。そして、天に向かって突っ込んだ。

「作者落ち着けえぇぇぇぇぇぇぇぇええ!」

これが落ち着いてられるか!闇の扉(校門)はもう開こうとしてんだよ!闇のゲーム(授業)が始まるんだよおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!

「いや、どんだけ学校嫌いなんだよ!!!つか、《闇の扉》と《闇のゲーム》ってどんなあて字だよ!!!」

--------と、まぁ、こんな風に、主要メンバーを降板された2人は、各々好きなように充実した時間を過ごしていた。

「1ミリたりともしてねぇけどな!」

そして、事件が起きたのはその三日後だった------------。

「いやっ!なんで今日から回想始めたんだよ!!!」




* * *





ドゴオォォォオオオォォァオォオォォォォオオオォォオォォオォォオォォォオオオオオオオン!!!!!!!!!

いつも通り、ハンモックに寝ていた俺の耳に激しい爆発音が響いた。
しか
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ