2部分:第二章
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に対して顔を向けて話した。
「典侍局殿」
「はい、そうなのですね」
「そうです。念願が叶い今夜遂に討ち果たせます」
真剣でかつ晴れ渡った顔になっていた。
「源義経を。屋島以来の怨敵を」
「何という奇貨。これぞ御加護でしょうか」
「おそらくは。この嵐です」
外からはその雨と風の音が止まない。到底並の者ならば出ることすらできない有様である。実は知盛もそれはわかっているのである。
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