第五十七話
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「すまなかった。君達に迷惑を掛けてしまった」
「いや、それは別に良いんだけど」
さて、クロノが話してくれた内容は、要約するとなんで彼があんな凶行に走ったのか分からないと言った所。
俺たちが関わったジュエルシード事件。それもしつこくフェイトやなのはの事を追求してくる彼に対しては何一つ答えなかったクロノ。
会った事は無いはずと、クロノも不審に思っていたらしい。
しかし、唯一つ。度重なる彼の妄言とも取れる事柄のなかで、ポロっと口にしてしまった、「そんな事にはなっていない」と言う言葉がきっかけで、取り乱し、ジュエルシードを強奪して転移したんだって。
「それで?そのエルグランドの事はこれからどうなるんだ?」
それに少々渋い顔をしてクロノが答える。
「彼は管理世界の人間だからね。本局に指名手配の要請をした後、僕たちが捜索、捕縛の任に当たると思うけれど…」
本格的に逃亡されたら何年も捕まえられないかもしれないと。それともう一度俺たちに接触してくる可能性があるから気をつけるように。
現れたら直ぐに連絡をくれと言った。
それに否は無いので了承して、俺たちは海鳴へと戻った。
side エルグランド
ちくしょうっ!
オリ主は俺のはずだろう!?
魔力量も俺のほうが圧倒的だったはずだ。
なのになんだ!?あのなのはとフェイトのそばに居るイレギュラーは!?
いや、分かっている。あれも俺と同じように転生者だろう。
なのは達のそばから排除しようとした結果は敗退。エクス(正式名称エクスカリバー)のおかげでどうにか逃げることには成功したが…
くそっ!
出るときにアースラぶっ壊してしまったからな…最悪犯罪者として指名手配か…
いや、フェイトやシグナム達だって犯罪行為に手を染めたが、管理局従事で事なきを得ている。
俺の魔力ランクはSSS。管理局ならのどから手が出るほど欲しいはずだ。
大丈夫。
だからとりあえず今後の事だ。
はやての所に転がり込むか?
いや、駄目だろう。
海鳴は奴等(アオ達)の領域だ。出くわす危険性が高い。
悔しいことに今の俺ではアイツらに勝てない。
強くなるには時間が足りない…
ふむ…これだけは取りたくなかったがスカリエッティの所で数の子ハーレムしかもう残ってないか?
もしsts編で管理局に捕まっても反省の態度を見せれば割と全員社会復帰していたしな。
いや、クイントさんを助けて中島家ルートも…いやいや、ティーダさんを助けてティアナルートも捨てがたい。
うーん、まずはミッドに行って見ないとどうにもならないか。
待ってろよ!俺の嫁達。
side out
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