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転生とらぶる
マブラヴ
1016話
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意味だったんだけどな。
 時の指輪の効果はあくまでも不老であって、不老不死ではない。不老。つまり老いなくなるというものだ。それだけであって、頭部に銃弾を食らえば当然死ぬし、星刻のように病気だった場合もどうにも出来ない。
 もっとも、今の星刻はレモンの治療のおかげで既に完全な健康体になっているので、今の年齢で不老になればベストなのだろうが……そもそも、その恩恵を得られるのはシャドウミラーに所属している者だけだしな。

『3人とも、冗談はそのくらいにして今はマブラヴ世界の件を』

 星刻の言葉に他の3人が残念そうな表情を浮かべてから口を開く。

『いや、儂等の場合は先が知れているのを思えば、決して冗談の類じゃないんじゃがのう』
「……お前の場合、普通にもう100年、200年生きそうな気がするんだけどな」
『そんな訳ないじゃろう。お主、儂を何だと思っておるんじゃ?』

 俺の言葉に心外だと言いたげに言葉を返してくる近右衛門だが、そんな近右衛門に対する俺の答えは決まっている。

「妖怪ぬらりひょんだろ? それとも仙人か?」
『……お主も相変わらずじゃのう。今までに何度も言っておるじゃろうが。儂は歴とした人間じゃと』
「なん……だと?」
『何故そこで驚く』
「いや、だって……なぁ? 近衛にお前の血が流れているとは到底思えないぞ」
『近右衛門殿、アクセルも。思い切り話題が逸れていっているぞ。だから今はマブラヴ世界の事についてだろう』

 俺と近右衛門のやり取りに、星刻が呆れた様に呟きを返す。

「分かった分かった。で、懸念事項のマブラヴ世界……より正確には恭順派と難民解放戦線についてだったな。奴等がアンバールハイヴから奪った戦術機やリニアガン・タンク、ガン・ルゥに関しては未だに行方が分かっていない。当然何かあった時の為に発信器が付けられている機体も何機かあったが、未だに反応はない」

 この辺は微妙なところなんだよな。ガン・ルゥにしろ、リニアガン・タンクにしろ、そしてハイヴ攻略の主力である戦術機にしろ、軍で使う兵器である以上GPSのような発信器は当然備わっている筈だ。
 だと言うのに、それが一切反応がないというのは……どうなっているのやら。
 兵器に詳しい知識を持った人物が片っ端からその発信器とかを取り外すなり、機能を殺すなりしたという意見もある。
 ただし、あの短時間で……克つ事態が流動的だった状態で奪った全機の機体を弄るというのはさすがに無理があった。
 その結果出てきた意見が……

『事件が解決した時にはまだハイヴの内部に潜んでいた、か』
「その可能性が高いってだけで、まだ決定的ではないけどな」

 星刻にそう言葉を返すが、俺自身がその言葉を信じ切っている訳ではない。
 それは、海千山千の各世界
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