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原初の神は悪神って認識されているのよ。」
白「????シャルは何にも悪くない、俺を助けようとしてくれただけなんだぜ??????。
何で神外のシャルが悪者にならなきゃいけないんだぜ、俺(神無異)だって、何にも悪いことしてないぜ??????。」
白夜は小さく消え入りそうな声で呟く。
その呟きが聞こえたのか、アシルは白夜の肩をガシッと掴み、目をキラキラさせて質問をした。
ア「やっぱり何か知ってるのね、教えてよ!」
白「嫌だぜ。」
白夜は口をへの字に曲げてきっぱりと断る。
ア「えぇ〜なんで〜?」
白「言う必要がないからだぜ。
真実は自分で確かめるものであって、そんな神が人間に植え付けようとしている偽情報なんて嘘でしかないんだぜ。
嘘か本当か、神に味方するのか神外に味方するのかはそれぞれだけど、俺は嘘だって言うぜ。」
ア「むむっ、あなた人間じゃないわね。
その口振り、その態度、明らかに人間じゃないわ。」
白「なんとでも言うがいいぜ、俺は用事があるから。」
後ろからアシルの呼び止める声が聞こえるが、白夜は無視して別の場所へと移る。
暇つぶしに分厚い本を何十冊か読み、正午前になると大図書館を出て王城にあるという地下闘技場へと向かった。
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