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2.友人救出物語 〜ただし嫌いな人間はボコる〜
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ます、こっちの青いのが本物、赤いほうは偽物です。」

本物

名前 禍 白夜

性別 女

魔力量 0

属性 不明

ランク B

所属ギルド 天翔翼(あまかけるつばさ)


偽物

名前 禍 白夜

性別 男

魔力量 0

属性 不明

ランク F

所属ギルド 天翔翼(あまかけるつばさ)

白「おお、男になってる!

ありがとな!」

コ「いえいえ、それでは行ってらっしゃいませ。」

身支度をして、白夜はマハル大図書館へと向かった。




ーマハル大図書館ー

「いらっしゃいませ、マハル大図書館へようこそ!」

白「禍 白夜、昨日ギルドに加入した。」

「少々お待ちください????、許可が取れました、ごゆっくりどうぞ!」

中に入ると様々な本が大きな本棚に所狭しと並べられている。

白「おっ、何だあれ?」

白夜が発見したのは、ATMのような機械、十数個は並べられているだろう。

どうやら手の届かないところに本があるため、それを取ったり、探している本を手軽に見つけて引き出したりできるらしい。

そのほかにもいろいろな機能がありそうである。

白「え〜っと、とりあえず????原初の神っと。」

しかし、何もヒットしない。

白「う〜ん、やっぱりダメかぁ。

この世界の歴史とかを調べればー」

?「あら、あなたってもしかしてオカルト教?」

白「ひゃっ!

び、びっくりするじゃないか!」

白夜の背後から話しかけてきたのは赤いロングヘアをお姫様結びにした、白夜より少し背の高い女性だった。

?「ごめんなさい、驚かせちゃったわね。

私は七大貴族の中の炎の貴族、アシル・フレイヤ、こう見えても次期当主なの。」

白「アシルか、俺は禍 白夜。

決してオカルト教に加入しているわけじゃないし、厨二病でもない。」

ア「そうなの?

最近そういう輩が多いのよ、何でも原初の神を復活させるとか何とか????。」

白夜は惚けた後、吹き出した。

白「ぷっ、人間に神がかけた封印を解けるわけないぜ。

何がしたいのかはわからんけど、少なくともシャルがそんなー」

ア「シャルって誰??

もしかして原初の神の名前??」

白「な、何でアンタが反応するんだよ?」

ア「私ね、神話とか歴史とか大好きなの!

だからよくここを利用させてもらってるのよ。」

キラキラとした目で白夜に演説する、原初の神 クシャルを知っている白夜にとってはうんざりする内容だった。

ア「でね、その原初の神が悪いことをしたせいで神々に封印されたって書かれているの、だから
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