妖精の輝き
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「妖精の輝き、妖精の法律に並ぶとも言われてる、てめぇらのギルド、三大魔法の一つだろ?」
「なんだよそれ・・・知らねぇっつうの。ぎゃあ!!」
「「「「「ナツ(さん、くん)」」」」」
ブルーノートに知らないと答えたナツは魔方陣を展開されて押し潰される。
「つ・・・潰れる・・・」
「その輝きは敵の存在を許さない、無慈悲なる光」
「そんなの知らな・・・ぷぎゃ!!」
「ハッピー!!」
「しっかりしなさい!!」
ハッピーもブルーノートに再び潰れそうになる。
ブルーノートは自分の欲しい解答が得られないと、その者を攻撃していくようだ。
「俺はその魔法が欲しい」
「俺はイグニールの子だ・・・簡単に地面に落とされる訳には・・・」
ナツがブルーノートの重力下の中で、必死に力を入れて立ち上がる。
「いかねぇんだよ!!」
立ち上がったナツは猛然とブルーノートに突っ込んでいく。
「走った!!」
「この重力下で!?さすが!!」
ウェンディとルーシィはナツを見て感嘆の声を上げる。
「メイビスの墓に封じられてるらしいな。その場所を教えてくれんかね?」
ナツはブルーノートに答えず、炎を足に纏い、ジャンプする。
「とんだ!?」
「どんだけ負けず嫌いなの!?」
ウェンディとルーシィはナツのあまりの行動に驚くことしかできない。
「火竜の・・・」
ナツがブルーノートに攻撃しようとした時、
「波動波」
「ぐはぁっ!!」
ナツが目に見えない何かにより弾き飛ばされる。ナツはブルーノートの魔法によってできたクレーターの壁の部分に激突した。
「ナツさん!!」
「ちょ・・・」
ウェンディとルーシィがブルーノートの後ろを見る。そこには、見覚えのある男が立っていた。
「カミューニか・・・」
「いよぉ、ブルーノート。お前もとうとう出てきたんだな」
ブルーノートは振り返らずに名前を呼び、カミューニは楽しそうに片手を上げる。
「ああ・・・」
ウェンディはカミューニを見たとたん、体が震え始めた。
「ウェンディ?」
「どうし・・・あ!」
心配そうにウェンディを見るルーシィと何かわかったような反応をするナツ。
「おめぇがシリルを殺りやがったのか!!」
「ああ。そうだぜ」
カミューニは冷静な表情で答える。
「カミューニ。邪魔すんじゃねぇよ」
「まぁいいだろ?お前の欲しいものは、マスターマカロフに聞けば万事解決じゃねぇの?」
カミューニが指を指したところには、意識のないマカロフが倒れていた。
「ほう・・・確かに、あいつに聞けばよかったのか」
「そうそう。だから
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