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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
妖精の輝き
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なのこの人・・・」

シャルルとハッピー、セシリーがその男を見て驚いている。

「誰だ?てめーは」

ナツの問いに、男は答えない。

「飛べるかなぁ?」

男はナツたちの前で足を止める。

「いや・・・まだ飛べねぇな・・・」

男は両手をナツたちに向ける。
すると、男の周りの雨が一瞬やんだ。

「!!」
「落ちろ」

ブルーノートがそう言うと、突然ナツたちが何かに押し潰されるように倒れる。それと同時に、ナツたちの周りの地面がへこむ。

「ぐはぁ!!」
「きゃあああ!!」
「ああああ!!」
「う・・・動けない・・・」
「お・・・重い〜・・・」
「重力?」

ナツたちはブルーノートの攻撃を受け、地面にへばりつく。その間にも、地面は少しずつ、少しずつと沈んでいく。

「俺はよう、妖精の尻尾(フェアリーテイル)にも、ゼレフにも、あまり興味ねぇのよ」

ブルーノートは一度魔法からナツたちを解放し、解放されたナツたちはなんとか顔をあげブルーノートを見上げる。

「だけど一つだけ、ほしいもんがここにあるんだ」

ブルーノートは冷酷な目でナツたちを見下し、

妖精の尻尾(フェアリーテイル)初代マスター、メイビス・ヴァーミリオンの墓はどこだ?」

そう問いかけた。

「し・・・知らないわよ!!あたしたちだって!!」
「初代マスターのお墓・・・二次試験と何か関係があるっていうの?」

ルーシィとウェンディがブルーノートにそう返す。

「そっか!オイラわかっちゃった!」
「な・・・何が〜?」
「どうせろくでもないこと考えたんでしょうけど、聞いてあげるわよ」

何かに気づいたハッピーにセシリーとシャルルがそう言う。

「お前もS級魔導士になりたいんだな!!でも妖精の尻尾(フェアリーテイル)には入れてあげないぞ!!」
「はぁ・・・」
「聞くんじゃなかった・・・」

ハッピーの勘違いにセシリーとシャルルはあきれる。すると、そのハッピーの上に魔方陣が現れ、

「プギャア!!」
「ハッピー!!」
「大丈夫〜!?」

ハッピーは地面へと押し潰されそうになる。

「ネコがなれなれしくしゃべってんじゃねぇよ。俺がてめぇに聞いたか?試験だかS級だか知らねぇがふざけてんじゃねぇよ」
「ふざけてるのはそっちでしょ!!」
「ルーシィさん・・・?」

ブルーノートにルーシィが怒鳴る。

「お墓は私たちにとって神聖な場所!!例え知ってても、あんたなんかに教えな・・・」

ルーシィの体が突然宙に浮き、地面へと落とされる。

「きゃあああ!!」
「ルーシィ!!この・・・」

ナツがブルーノートを睨むが、ブルーノートは全く気にした様子もなく話を続ける
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