第149話 冥琳洛陽入京
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允の様子に何かあると考えたのか王允の指示に従い、一般的な町人の服に着替えさせられると身を隠しながら屋敷の北側に移動した。そこには既に木製の梯子が掛けられていた。
「周太守、塀の下には馬を用意している」
「ご配慮ありがとうございます」
「礼はいい。早く都から離れるのだ。くれぐれも劉車騎将軍によろしく頼むぞ。我らには劉車騎将軍以外に頼れる者はいないのだ」
王允は必死な表情で冥琳の手を握り告白した。冥琳は王允に促されるままに塀を越えると都を去るべく馬を走らせた。
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