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K's−戦姫に添う3人の戦士−
1〜2期/啓編
K5 わたしだって…だから…
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ノイズを阻むのがおれのポジション。
 バリアフィールドを展開して、響ちゃんを狙ったアイロン型ノイズを盾に突っ込ませる。アイロン型ノイズは炭化した。

 響ちゃんはシロウトだけど、おれ、ケンカは割とやってるほうだぜ?

 ブドウの房っぽいノイズが、その房から球をいくつも切り離した。切り離した球は、爆発した。天井から瓦礫が落ちる。
 させるかよ! プリトウェン、ドーム展開!

「ふぅ。ありがと」
「どういたしまして」

 了子サンから「絶対防御のシンフォギア」なんてお墨を付けてもらえたんだ。これで響ちゃん一人守れなかったらおれその場で腹切るわ。

 ドームを解いたら、わらわらおいでなさるぜ、雑魚ノイズの群れ。

「――たかった」

 響ちゃんが飛び出して、ノイズをめちゃくちゃ蹴った。

「流れ星見たかった! 未来と一緒に! 流れ星見たかったぁ!」

 なんかやられるノイズに同情したくなるくらい、響ちゃんの攻撃がどんどん凶暴になってく。
 けどなお前ら、そいつは自業自得ってやつなんだぜ? 響ちゃんと未来ちゃんの約束は世界でそんくらい重いんだって――最期に学習して炭化しな。

「ま、待ちなさい!」

 響ちゃんがブドウっぽいノイズを追いかける。やべ。おれも行かねえと。


 ホームに出ると、響ちゃんは上を見てた。あのブドウ野郎、穴開けて上に出やがったのか。……あ?

「流れ星……?」

 青い流星? ちがう。そんな可愛いもんじゃない。一度見ただけでも忘れねえ。一度は響ちゃんの命を奪おうとしたあの光を。

 プリトウェンを足下にサークル展開。反発力を限界まで高めて。

「響ちゃん、ちょっと掴まってて」

 響ちゃんは首を傾げたけど、おれの腰にしがみついた。うわ、背中にモロに柔らかいあれの感触が!

「飛ぉ――べえ!」

 プリトウェンの防御の反発力を利用して、一気に穴を抜けて跳んだ。
 どっかの自然公園っぽいとこに出た時には、カタがついてた。

 両断されたブドウ型ノイズと、ゆっくり空から降りてくる風鳴翼。

 ……ムカついてきた。何様なんだよこいつ。覚悟がないとか構えろとか響ちゃんに言っといて、自分は遅刻してボスだけ持ってくとか。てかあんた一人でいいじゃん。そしたら響ちゃんも未来ちゃんとの約束破らずにすんだのに。

 ああ、ああ、ああーーもぉお!!

「あんたいい加減にしろよ! 響ちゃんが今日ここで戦うために、どんだけ重いもんを引き換えにしたと思ってんだ! そんなにノイズ退治が好きなら一人でやれよ! 人に迷惑かけてる自覚ねえのか!」
「啓ッ!」

 響ちゃんが叫んだ。それだけで体が震えた。

「やめて…お願いだから…」
「でも、響ちゃん…」

 響
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