1〜2期/啓編
K1 立花響の弟
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げっ。何だよこの巨人サイズのノイズ! ニュースとかでもまだ小さいのしか観たこと…
「 ――Imyuteus ame-no-habakiri tron―― 」
運転してた人が長い青毛を翻して――変わった。響ちゃんとよく似た、青と白ベースのバトルスーツに。
「呆けない。死ぬわよ。あなたはそこで、その子たちを守ってなさい」
その人は手に刀を持って、巨大ノイズより高く跳んだ。
歌、だ。
歌いながら、剣をすんげえでかくして、巨大ノイズに上からブッ刺した。
その後もその人は刀を大小自在に変えてノイズの群れを次々に斬り伏せた。斬られるそばからノイズが黒炭になって散っていく。
おれも響ちゃんも呆気に取られて見てるしかなかった。
「あれ…あの人だよ…2年前のライブで、わたしのこと助けてくれた人!」
「あの人って……」
ちょい待ち。バトルスーツにばっか気ぃ取られてたけど、あの顔、あの髪、あの声。あれって。
「『あの』風鳴翼がぁ!?」
二重の意味で叫んじまったおれは決して悪くないと主張したい。
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