序章2 襲撃
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………分かりました。御武運を」
「ああ、皆を頼むぞ」
テレスは悔しそうにそう言うとまだ戦っている味方に指示を出し始めた。
「敵が引くぞ!!」
「追撃し………」
敵の兵士が叫んでいる途中に絶命する。
斬られた本人も気が付いていないほどのスピード。
「な、何が………」
有り得ない光景に追撃しようとした兵士の足が止まった。
「………さて、味方もいなくなった以上、だらだらと何時までも戦うつもりは無いんでね。本気でやらせてもらう!!」
鬼気迫る物言いに敵が思わず後ずさる。
「ひ、怯むな!!敵はたったの1人だ!!」
指揮官らしき男の檄に我に返った兵士達は各々の武器を持ち、アレスに迫る。
「ふん………」
一斉に向かってくる敵に対してもアレスは慌てる事は無かった。
鉄の剣を鞘に仕舞い、今回持ってきたキルソードも持つ。
「見せてやる。『疾風の剣士』の速さを………!!」
アレスが駆け出すと同時にその戦場に風が過ぎ去った………
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