これは変
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鈴木くん、私とゆいちゃんと幼稚園から一緒の男子。
小学校の時に2回だけクラスが一緒だったけど、今年保健委員で一緒の委員会になるまで、
中学では全然接点がなかった。えーと、サッカー部だっけ?
「幼稚園一緒だった鈴木くん?」
「うん」
「保健委員会で一緒にプリント運んだことがあったなぁ」
あっちは男子で運動部にも入ってるくせに、半分ずつで運んだんだよね。
「それで?」
「それで?ってきかれてもそれだけだよ」
「どんなこと話したとか……」
「えーっと、そう、半分づつで運んでたんだけど、重くてさ」
「うん」
「鈴木くんってサッカー部だっけ?」
「バスケ部だよ」
「あ、そだっけ?」
「うん」
「運動部なんだから力あるんでしょ!女子に持たせるっておかしくない?って言った」
「それで?」
「係りは2人なんだからって言って、私の分手伝ってくれなくてさ」
「うん」
「途中で手が滑ってプリントばらまいちゃったのに、さっさと行っちゃったんだよ!」
ひどいよねーなんて思い出して文句を言ってみる。
「ほかには?」
「ほか?」
「うん」
「小学校の3年と4年の時同じクラスだった」
あの時はゆいちゃんも同じクラスだったし、知ってるよね?
「……」
「ゆいちゃん?」
「…」
「えっと…」
「鈴木くん、よくうちのクラスに来てるよね」
「そうだっけ?」
だれか仲いい子いるのかな?そんなによく来てた?
「うん。かすみちゃんのことよく見てる」
「えっうそっ!わたしなんかした!?」
ぜんぜん関わりないのにどしてっ!?
「……かすみちゃん、最近すごくかわいくなったし」
「?」
「……」
あー…いくら私がニブイといっても、さすがに分かった。
「…鈴木くんのこと好き、なの?」
「!」
やっぱり。 ゆいちゃんは真っ赤になってうつむいてる。
「そっかぁ〜。好きなんだぁ」
鈴木くんをねぇ………どこがいいんだろ?
「だ、だれにも言わないでねっ」
「言わないよぉ。で、どこがいいの?」
赤い顔でそんなこと言うゆいちゃんはすごくかわいい。
こんな可愛いゆいちゃんに好かれるなんて鈴木くんはしあわせ者だなぁ〜。
「か、かすみちゃんは?」
「は?」
「かすみちゃんは…鈴木くん…好きじゃないの…?」
「? 好きじゃないよ?」
首をかしげる。好きかどうか以前の問題だと思うし、どしてその発想になるかわかんない。
「ほんと?」
「うん。そもそもよく知らないし。……ゆいちゃんはどうして好きになったの?」
「あたし、体操部でしょ」
「うん」
ゆいちゃん体すごく柔らかくて羨ましいもん。運動得意っていいよねぇ。
「体育館でね、練習が一緒になることがあるの」
「あー、バスケ部ならそういうこともあるよね」
「うん、それで部
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