マブラヴ
1014話
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といった事はしなかった。
「さて……ん?」
視線を向けた方にあったのは、お好み焼き、クレープ、たこ焼き、焼きそば、ドネルケバブといったお馴染みの屋台の数々。……ドネルケバブもお馴染みか?
ともあれ、通路の一画が完全に屋台村と化している。
「本気で、祭りだと勘違いしている奴がいそうだよな」
「ふふっ、確かにそうかもしれないわね。……そう言えば、公園の方はどうなっているのかしら?」
千鶴が心配している公園というのは、ハイエルフやダークエルフが住んでいる公園の事だろう。確かにホワイトスター全体がこの調子である以上、向こうにも人が行っている可能性は否定出来ない。
一応交流区画のすぐ側にあるしな。
「じゃあちょっと様子を見てみるか?」
「そうですわね。……ただ、アクセル君。ハイエルフの方々の性格を考えれば、もしかして他の世界の人達との交流は喜んでいるのでは?」
あやかの言葉に、納得する。
確かにホドリュー達が元々住んでいたハイエルフの里を飛び出して新たに村を作った理由を考えると、普通に有り得る事態だ。
だがハイエルフは良くても、ダークエルフの方はどうなんだろうな。
ダークエルフは別に他の種族に対して何かを思っている訳ではないが、同時に積極的に交流を望んでいる訳でもない。
そんな風に考えつつ、交流区画を歩いていると……
「うわ、マジか」
視線の先に、100m近い行列を見つけ……更にその先には超包子があるのを見て、思わずそう呟くのだった。
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