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転生とらぶる
マブラヴ
1014話
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題ないわ。オーブとの交渉に関しては後2時間くらいあるし」

 2時間か。微妙な時間だな。超包子を手伝うには時間が足りないし、かと言って何かをするにも微妙な時間。

「そうだな、なら1時間くらいホワイトスターを見て回るか? お祭り騒ぎになっている関係上、色々と出店とかもあるらしいし」
「え? その、いいのですか? アクセル君も今日は色々と忙しいのでは?」

 あやかが心配そうに尋ねてくるが、今は特にこれといってやることがない。量産型Wで対処出来ないようなトラブルが起きればこっちに連絡が回ってくるかもしれないが、幸い今のところそんな様子はないし。

「今日1日中ってのは無理だろうが、少しくらいなら問題ないだろ。ほら、行くぞ。準備してこい」

 その言葉に、2人共が躊躇しつつも嬉しそうに頷きながら自分の部屋へと向かって行く。
 ……ちなみに部屋と言っても寝室ではなく、それぞれの着替えとかが置いてある方の部屋だ。
 その後ろ姿を見送り、俺もまた折角のデートなのでいつもの軍服ではなく適当な私服に着替えるべく、荷物の置いてある部屋へと向かうのだった。





「わぁ、本当に人が多く集まってるわね」

 交流区画を眺め、千鶴が嬉しそうに微笑む。
 その言葉通りに交流区画にはかなりの人の数が集まっていた。
 勿論ネギま世界での休日の東京とかのような人数ではない。……そもそも、ホワイトスターにはそんなにたくさんの人が来てる訳じゃないしな。
 だが、それだけの人数でも……いや、寧ろその人数だからこそと言うべきか、あやかと千鶴は非常に目立っていた。
 元々顔立ちが整っているというのもあるし、他にも最近シャドウミラーのメンバーとして有名になってきているってのもある。
 実働班の円や美砂と違って政治班のあやかや千鶴は人前に出る事も多いから、どうしても名前や顔は有名になるしな。
 俺自身が色々と有名だってのもある。……何だかんだ言っても、シャドウミラーの中で最も露出度が高いのってどう考えても俺だしな。特にホワイトスターに来るような者達にしてみれば俺の顔を知らないなんて事はないだろう。

「アクセル君、林檎飴までありますわよ? ……本当にお祭り騒ぎですわね」
「まぁ、既に各世界にはホワイトスターと時の指輪の融合に関しては報告済みだ。それを承知の上でここに来ているのなら、俺としても何も言えないな。寧ろ融合に失敗すると思わないで、その時をこのホワイトスターで楽しもうという奴がいるのなら、ありがたいとすら言える。……林檎飴3つくれ」

 先程あやかが指さしていた屋台から林檎飴を買い、それを1本を自分の口へと。そして残りの2本をあやかと千鶴へと渡す。

「林檎飴、懐かしいわね。去年の夏休みに麻帆良の近くで行われた夏祭りに夏美ち
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