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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第百話 お花見計画 ★
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屋のメイドとして士郎と共にアルバイトを始めたというわけである。
もっとも、こういった諸事情から二人が出勤するのが不定期であり、銀髪メイド・執事姉弟がセットで目に出来るのはレアと別の意味で話題を呼んでいたりもするのだが、当の本人達は知る由も無い。
ともあれのんびりとお茶とお菓子を堪能している士郎達であったが
「そういえば、今年はまだ、お花見やってないわよね」
アリサのこの言葉でフェイトを除いた皆がそういえばという顔をする。
もともと春になる前に少し話があったのだが、週末などの雨が続いたり、予定があったりで流れていたのだ。
「お花見ってアレだよね。
桜を見ながら、皆でお弁当を食べる会」
フェイトの要約されすぎた言葉に皆が苦笑を浮かべるが、ミッド出身であるが故に仕方が無いといえば、仕方が無いのかもしれない。
あながち間違ってもいないわけなのだから
「じゃあ、今週の土曜日とか予定はどう?
場所はいつものところを私が抑えられるんだけど」
すずかの言葉に
「土曜日なら一日オッケー」
「同じく」
「なのはとフェイトと同じく」
「私は土日オッケー」
即座に予定を答える、なのは、フェイト、士郎、アリサ。
「それなら五人決定ね。
場所は余裕あるから、友達とかご家族とか各自でお誘い合わせの上でってことで」
すずかの言葉と同時になのはとフェイト、すずかは電話を、アリサはメールを始める。
士郎は飲み物のおかわりを聞きに来たリインフォースに花見のことを告げて、同じく電話をし始めた。
さてこの連絡網だが、ものすごい勢いで知り合い方面に拡散していき、三十名に届くのではないかという人数が集まることになった。
これだけの人数に、管理局の職員となると色々と手続きや機材、飲み物、食べ物の手配など面倒なのだが、そこは管理局側代表でエイミィが、地球側代表で美由希が引き受けてくれたのであった。
そして、迎えた土曜日
参加者達の願いが届いたのか空は晴天。
雨で花が散る事も無く、満開の桜の中でその日を迎え
「それではお集まりの皆さん、お待たせしました!
本日の幹事を勤めさせていただきます。
時空管理局執務官補佐、エイミィ・リミエッタと〜」
「高町なのはの姉でエイミィの友人の一般人、高町美由希で〜す」
それから今回の運営の責任者を買って出てくださいました」
「管理局メンバー御馴染み、リンディ・ハラオウン提督にご挨拶と乾杯の音頭をお願いしたいと思います!」
ノリノリのエイミィと美由希の司会の下、責任者のリンディがマイクを握り
「皆さん、こんにちは。
今日はきれいに晴れましたね。
こちらの世界の皆さん、特に関係者のご
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