暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マブラヴ
1013話
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しまうけどそれ以上に必要にはならないわね」
「えーっと、ちょっと待って頂戴。つまり、グレイ・シックスを消費する事によってホワイトスターと時の指輪を融合させる行程を進める事が出来る。その結果グレイ・シックスはなくなるけど、それ以降は永続的に時の指輪の効果は発揮している。……そういう認識でいいの?」

 レモンの説明が分かりにくかったのだろう。シェリルが尋ね直すと、それに頷きが返される。

「ま、そういう事ね。付け加えるとすれば、今の時点で足りないグレイ・シックスを追加するのはある程度時間の猶予を見る事が出来るってところかしら」
「……なるほど。つまり、グレイ・シックスがある程度溜まるまで待つとか、そういう必要はないって事か?」
「ええ」

 よく出来ました、とでも言いたげな笑みを浮かべるレモン。
 なるほど。さすがに技術班と言うべきか、その辺の技術力はさすがだな。
 ……まぁ、間違いないなく今回の件には葉加瀬が関わっていると考えていいんだろうが。
 やっぱり科学と魔法の融合という面に関しては、数年の蓄積がある分技術班よりも上なんだろうな。
 もっとも、そのデータとかに関しても技術班にフィードバックされる事を考えれば、いずれ技術班そのものが今の葉加瀬と同様の技術力――魔力と科学の融合について――を自分のものに出来るだろう。
 何だかんだ言っても、葉加瀬の功績は大きい。
 それこそ、まだシャドウミラーに入ってから殆ど時間が経っていないというのに。
 そういう意味では、超包子を繁盛させている四葉も似たようなものか。
 あやか達も活躍はしているのを考えると、やっぱりネギま世界の人材は優秀だ。
 いや、この場合はネギま世界じゃなくて3-Aとするべきか?
 これは本気で大学進学組が卒業する頃には就職先の一環として考えた方がいいかもしれない。個人的にはスパイ狩り的な意味で長瀬辺りが欲しかったが、既に長瀬は実家に就職して麻帆良に派遣されるという形になっているしな。
 ……実家に就職? あるいは後を継いだと表現すべきか?
 まぁ、どっちにしろシャドウミラーに雇う事が出来ないというのは間違いない。

「で、アクセル。今の話をした上での質問よ。ホワイトスターに時の指輪を融合させるというのを進めてもいいのかしら?」
「……その前に幾つか聞きたい事がある。まず1つ。念の為だが、今回グレイ・シックスが足りないとしても、後日入手したグレイ・シックスを追加するような形でも時の指輪の効果は万全に発揮出来ると考えてもいいんだな?」
「ええ、そっちに関しては全く問題はないわ。計算でも、エヴァに意見を貰っても大丈夫だという話になってる」

 取りあえずそっちは問題ないか。なら……

「次だ。ホワイトスターと時の指輪の融合。それを頼んだ俺が聞く
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