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猫の憂鬱
―其の後―
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見た儘侑徒は云う。
「後半年はあるわ、未だ言わんとええ。」
「課長さん、可哀想。」
そんな事微塵も思っていない癖に薄い唇は動く。ラボの中では未だ二人が喧嘩している。
なぁんで誰一人俺のゆう事聞かんのやろ?
足元に感じた八雲の愛猫を宗一は抱き上げた。
「御前が一番、素直やな。」
猫の喜びに、宗一は全ての考えをシャットダウンするように目を閉じた。
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