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2.友人救出物語 〜ただし嫌いな人間はボコる〜
貴様だけは許さん
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ちゃんと好みはあるぞ?

俺が好きなのは悪人の拷問だな、善人には興味ない。

しかも自分の罪を分かっていない悪人を拷問するのが大好きだぜ。

「生意気な奴、ぶっ殺してやるよぉ??」

白「はははッ、今の状態で帰れると思うなよ♪」




「ぃ゛??????許じで????。」

白「んだよ、もうくたばっちまったのか?

精神が弱すぎるだろ、所詮傲慢な神か。」

俺は人間の倍以上の痛覚で痛めつけられてたけど、こいつみたいになることはなかったぜ。

白「ま、鬼神なんで許さないしほっとくけどな、誰かに助けてもらえや。

さてと〜、外に出るかな〜。」

異世界に行くパターンだろコレ、人間の肉体は滅んじまったし、そのまま降りようかな。

『お待ちください????。』

おぉう、誰かの声が聞こえるぜ。

白「誰だ?

俺はさっさと行きたいんだぜ、ほっといてくれ。」

『お待ちください、どうか私の願いを??????。』

神ってのはどうして派手に演出するのかねぇ、光の中から女性が出てきたぜ。

白「い・や・だ、俺には俺の仕事があるんだっつーの。

お前の惚れた勇者サマにでも頼んで助けてもらえばいいんじゃないか?」

『お願いです、あの子だけでは世界を救えない。』

白「知らねーよ、世界が滅ぼうが支配されようが俺の仕事に支障が出ないなら関係ない。」

俺はどこぞの主人公気質と違ってお人好しじゃない、お人好しじゃない、大事なことだからな!

だから世界を救うなんてのんびりしたことやってられん、しかも主役は主人公気質だろ?

俺要らないよね、それに世界を救うなんて柄じゃねぇしな。

まぁ、個人的にこの女神が嫌いってのもある。

面食いだしふしだら(?)だし、????よくわかんねーけどな。

『そうですか????、では失礼します。』

あ、消えた。

しかも消える直前で笑いやがった、絶対何か企んでる顔だぜ。

きっとあの主人公気質を手助けすると言わなきゃ出れないんだろ、しかもあいつの顔からして力も与えず直行????みたいな。

ぜってぇ言わねぇけどな、あんな奴に手を貸すぐらいなら俺が魔王をぶっ飛ばすわ、殺しはしない。

ただ??????自分から死にたいと思えるようにするだけだぜ、それが俺のモットーだ。

白「さて????、出るか!」

神が創った空間なんて、俺にとっちゃ豆腐だぜ。
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