第一章 僕と進級と試召戦争
第一話
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そう、彼女こそ、振り分け試験当日僕が探していた土屋日向さんその人だ。
「土屋日向ですっ…宜しくお願いします。」
走ってきたのだろうか。少し息を荒らげつつ、自己紹介をして僕のちょうど隣へ座る。
「やっぱり久保くんもFクラスなんだ。ごめんね、私のせいで…」
「気にすることはないさ。僕が勝手にしたことだからね。」
少ししゅんとした顔をする土屋さん。自分のせいで僕が振り分け試験を受けられなかった事で、自分を責めているらしい。別に、僕が好きでしただけなんだけどな…
ふと思いたった。
それなら、Aクラスの設備を手に入れればいいんじゃないだろうか。そうすれば設備に関して気にすることはないし、彼女の持つ自責の念を払拭できるんじゃないか。
全員の自己紹介が終わり、休憩時間。僕は1つ提案をするため、ある人物の所へ足を運ぶのだった。
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