日本で誕生、ただし行くのは鬼神
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ってその後輩の頭を撫でる。
後輩は嬉しそうにして、部活に戻っていった。
ガララッ
「白夜先生おはようございます??」
「「「「「「おはようございまーす??」」」」」」
白「おはようさん、いい加減先生と呼ぶのはやめてくれないか?
反応に結構困る。」
「「「「お断りします??」」」」
白「うん知ってる、だが笑顔は認められん。」
白夜のクラスメイトは、笑顔で白夜の頼みを断った。
白夜は毎度のことだと諦め、呆れてため息を吐き支度を始めた。
もうすぐで朝読書が始まる、そんな時間に度々廊下は騒がしくなる。
扉を開いて入ってきたのは、美少女4人とその美少女に囲まれたイケメンが1人。
その姿を見た大半の男子は舌打ちをして、イケメンに嫉妬の念を送る。
寝ている白夜を隣の席の生徒が起こす。
白夜はお礼を言い、本を出し読書をし始めたが、遮られる。
遮ったのは主人公気質????、いや、確実に主人公となりうる人物、蝦夷 蓮弥(えみし れんや)。
後に勇者として召喚される役立たずである。
白「返せコラ、読書の邪魔すんな。」
蓮「だって、この文字読めるわけないでしょ?」
日本語でも外国語でもない言葉、白夜がある場所から借りてきた日記帳である。
白「煩い、解読してるんだ。」
「おい、蓮弥に対してその言葉はないだろ!」
「そうよぉ、謝りなさいぃ〜、怒っちゃうぞぉ!」
ショートボブのいかにもヤンキーのような女子と、ゆるふわっとした良いとこ育ちの女子が白夜を非難する。
白「はっ、怒れ怒れ、そしてそのまま血圧が上がって願わくば滅びろ。」
蓮「白夜ッ、口が悪いよ??」
白「俺は悪くな〜い、ここで無駄話している暇があるならさっさと支度して下さ〜い、みんなの邪魔になりま〜す。」
「ひっ、人をバカにするのも良い加減にしなさいよアンタ!」
「謝って??」
白「ああ、ハエが飛んでる、殺さなきゃな。」
ニヤリと笑い、たかっていた女子4人にピンポイントで殺気を向ける。
女子4人はビクリと震え、顔を青くしてそそくさと自分の席に座った。
白「つうか蓮弥、良い加減本返せ。
あといつまで立ってんの、お前。」
蓮弥から本をひったくり返すと、さっさと読書に戻り自分の世界へとトリップした白夜だった。
「「「「白夜先生お疲れッした????」」」
白「うむ、お疲れ様、お前らも事故に遭わないよう気をつけて帰れよ。」
ついに部活の後輩にまで先生と呼ばれるようになってしまった、と心の中で落ち込みながら部活を終わる。
蓮「白夜あ〜一緒に帰ろ〜!」
白「煩い黙れお前1人
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