第二十三話 片岡少佐!高校だが給食ネタだ!!その九
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「その為にもね」
「はい、わかってます」
「あんな最低な連中みたいにはならないです」
「私達真面目に生きます」
「正しく生きます」
「うっせえ、ババア!」
「ガキに何吹き込んでやがる!」
二人はまずは先生に抗議した、中指は健在である。
「俺達みたいになれだろ!」
「そこはそう言うべきだろ!」
「何だ、反面教師扱いじゃねえか!」
「それはないだろ!」
まさに反面教師である、世界の二人への見方は。
「俺達正義のヒーローだぞ!」
「正義の味方だぞ!」
「金と女、将来の就職の為に戦ってるんだ!」
「それで何でその扱いだ!」
「この婆!行かず後家になれ!」
「アラフォーになって更年期障害で苦しみやがれ!」
人としてどうかという罵倒を続ける、その二人を見てだった。
審査員の子供達jはゴキブリ以下の存在を見る目になってだ、こう彼等の間でひそひそと話したのだった。
「やっぱりね」
「この二人最低だよね」
「先生いい人なのにね」
「その先生にあんなこと言うなんてね」
「本当に最低」
「あんな大人になったらいけないね」
「絶対にね」
あらためてこのことを誓うのだった、だが。
二人は全く反省せずにだ、厨房商店街の一角に設けられたその中にあらためて入ってだ。そのうえで言うのだった。
「今回は給食か」
「どんどんネタなくなってくな」
「スポーツに文芸でな」
「次は料理漫画かよ」
「そのうち釣りもやるな」
「釣りキチ三平になるな」
実はネタ候補でもある、今後の。
「まあとにかくな」
「今回は給食か」
「まあ俺達も料理作るしな」
「それにこのパワースーツあらゆる能力を全開にするからな」
それで、というのだ。
「料理にもそれが発揮されるからな」
「普通に美味い飯作られるぜ」
「それも世界一の給食をな」
「作れるぜ」
「だからだよ」
「あんたにも勝つぜ」
となりの厨房にいる片岡を見ての言葉だ、片岡は海軍衆の軍服の上に白エプロンを着けてスタンバイしている。
その片岡の格好も見てだ、二人は言った。
「海軍衆の軍服の上にエプロンか」
「帽子はそのままでな」
「何か違和感ある格好だな」
「普段以上にな」
「気にすることはない」
これが片岡の返答だった。
「靴はしっかりと調理のブーツになっている」
「あっ、確かに」
「白のシェフの人のそれだな」
「靴はそれか」
「ちゃんと」
黒と金の海軍衆士官の軍服にだ。
「まあそこはな」
「しっかりとしてるな」
「それでも違和感あるけれどな」
「それでもだな」
「この姿で調理をする」
即ち給食を作るというのだ。
「君達にも勝つ」
「へっ、勝つのは俺達だぜ」
「ヒーローが勝つに決まってるだろ」
二
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ