酒、飲み始めた後
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する。
[ガチャリ…]
「な、なんですかっ。この匂い」
扉を開けたアルコールの様な匂いが…まさかお酒!?
扉の先にあった光景は、ヒドいものだった。
机の上に乗った何本もの酒瓶にそれが落ちたのか床には粉々に砕けた酒瓶から中身が漏れ出している。
他にも大量のビールの缶。酒で濡れた資料の数々。横たわる屍(生きてます)
(これが濡れ場?)*違います
「なんなのよ…これは」
「リツクォー、マヤァーどふかしたノォーん♪」
視線の先には明らかに酔っぱらったオネエサンが、
この部屋をこんなことにした葛城ミサト容疑者。
「ミサト!?これはどういうことなの!」
「まーまーおちつひて」
舌が回ってない…完璧に出来上がってる。
何時間飲んでいたんですか?
「ふざけないで!ここは大学なn…ふがっ」
「赤木先輩!?」
口に思いっきり酒瓶を突っ込まれていますね。下手したら前歯が折れるところですよ。
…あのぉ、息できていないんじゃ。
[ドサッ]
あ、倒れた。
「マーヤァァァ♪」
げっ、こっちに来た!
「ちょっと葛城さん!私まだ未成年ですぅ!」
「ビールはお腹の洗濯ヨン♪」
駄目だ日本語が通じない…
まず部屋を出ないと、死者がでる!
[グィッ]
…あるぇー?体が動かないよー?
「あんた達、ヤーっておしまい!」
「「「「「アーラホーラサッサァァァ!」」」」」
うわぁー!死体(死んでません)が動いたぁ!
ちょっマジで動けないんですけどぉ!
逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ!
[ドサッ]
この後散々飲まされました。
今度生まれ変わったら、私は貝になりt…(ry)
…数分後、呼吸困難から脱した先輩が介護してくれてなんとか意識を取り戻しました。
葛城さん達は未成年に酒を飲ましたことと、校内に酒を持ち込んだことで大説教。まぁ、犯罪行為だから仕方ありませんね。教授や警察に訴えたら作戦部長が変わりそうだったから言ってません。
それから自重してくれたので良いんですけどね。お酒は初めてじゃないんで。
部屋が暫く酒臭くなったのが問題でしたけど。
あと、その次の日から『葛城先輩』と呼ぶことはなくなりま
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