酒、飲み始めた後
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どうも、伊吹です。
今日のお話は予告どおり葛城さん(とサークル仲間)が酒に溺れます。
大学に酒なんか持ち込んでいいのかって?私に聞かないでくださいよ。
…普通に考えてダメですよ。
酒、飲み始めた後
葛城さんが加持さんを連れてきた数日後。
第2新東京市(長野県)には激しい雷雨が訪れていました。
[ゴロゴロ]
「嫌な天気ですね…」
「ええまったく、こっちの気分まで沈むわ」
シオフロントなら雨は降らないので調べないと今日が晴れか雨かわからない日もよくあったんですよ。
使徒戦の後、天井に大穴が開いてからは別でしたけど。雨が降ったらすぐ洪水になるから大変でした。
[ゴロゴロ……ドゥゴォォン!]
「ひっ(>_<)」
「どうしたの?…貴女もしかして雷が怖いの?」
うぅっ、あまり知られたくなかったのに…実は私雷が大の苦手なんです。恥ずかしいことながら。
こんな歳(精神年齢29歳)にもなって雷が怖いとか…ちよっとアレじゃないですか。
「恥ずかしがることないわ。人には誰でも怖いものがあるもの。私もそうだから」
先輩の怖いもの?髭グラサン(修正する気ゼロ)はまだ母親の職場の上司くらいの関係でしかないだろうし…一体なんなんだろう?
「…その話置いておいてミサトを捜しましょう」
そうだった今は葛城さんを捜していたんだ。
いや、何処にいるかの目安はついているんですけどね。
「今日は『特殊』に栽培したキノコを試す予定だったのに」
先輩…なんですか?手に持っているマ○オに出てくる食べるとビックなるやつの様に毒々しいキノコは。
なるほど、葛城さんを捜している理由は実験体にするためですか。
「先輩それ大きくなったりするキノコかなにかですか?」
「残念。巨大化できるキノコなんて今の技術じゃ不可能なの。これは『笑いダケ』よ」
ギャグマンガで定番のやつですね。いやー実物を見れるとは感動です。
「興味深々ね。マヤ、貴女食べてみる?」
「結構です」
先輩の目標が変わる前に葛城さんを捜さないと。
赤木印は効果は期待できるけど安全性に保証がない。食べたら最後どうなることやら…
でも葛城さんが生きてたってことは命に関わるほど危険ではないのかな。
「どうせここに居るわね」
「きっと、居ますね」
葛城さんがいるのは先輩の研究室かサークルの教室だ。
でも研究室には危険物が山の様に置いてあるのでここにいることの方が多い。
[コンコン]
「あれ?」
「…変ね。鍵が掛かってない」
普段なら誰か返事をくれるのに何も返ってこない。
いないなら鍵が掛かっているはずなのに。
「まぁいいわ。入りましょう」
嫌な予感が
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